この星の格闘技を追いかける

【UFC168】ガンバーリャン、シヴァーのバックマウントに敗れる

2013.12.29

<フェザー級/5分3R>
デニス・シヴァー(ドイツ/7位)
Def.3-0: 29-28, 29-28, 29-28
マニー・ガンバーリャン(米国)

前に出るガンバーリャンを蹴りで牽制するシヴァー。構わず前に出てフックを振るうガンバーリャンに、シヴァーもフックを返していく。ローやハイを見せるシヴァーはガンバーリャンの左フックをかわすとそのままニータップでテイクダウンを奪う。

ガンバーリャンは腕十字へ。頭を抜いたシヴァーがガードに戻り右エルボーを落す。ガンバーリャンのヒザ十字も防いだシヴァー、試合がスタンドに戻る。シヴァーはローから左フック、左ハイと手数でガンバーリャンを上回る。ガンバーリャンも後ろ回し蹴りを見せるも左右のローを前足に受ける。

残り90秒、右オーバーハンドからダブルレッグを決めたガンバーリャンがアキレス腱固めへ。上体を起こしたシヴァーは勢いのある左パウンドを落としバックに回ると、立ち上がったガンバーリャンを四の字フックで捉える。RNCを防ぐが、パンチを受けたガンバーリャンが初回を失った。

2R、右フックを放ったガンバーリャンだが、ローでバランスを崩す。左ローを繰り返すシヴァーはガンバーリャンのシングルレッグにギロチンを合せようとしたが、これはすっぽ抜ける。ガンバーリャンはトップから細かいパンチを落とし、まずは固めていく。ガンバーリャンの右エルボーで額をカットしたシヴァーは足を一本抜かれる。

残り半分、フルガードに戻したシヴァーが蹴り上げからスタンドに戻る。とシヴァーは再び左ローでガンバーリャンの前足を削りに掛かる。間合いを測るガンバーリャンは、前蹴りからボディを連続で受けると一気に前に出てドライブ。ダブルレッグでテイクダウンを奪う。ハーフから右のショートエルボーを連続で落したガンバーリャンがラウンドを取り返した。

最終回、シヴァーは左ローから左フック、右ローを放つ。ガンバーリャンも右フックから組もうとしたが、距離が合わない。と、シヴァーの左ローが急所に当たり、試合が一時中断する。再開後、シヴァーがテイクダウンに成功する。ボトムからエルボーを繰り出すガンバーリャンがギロチンへ。頭を抜いたシヴァーは、キムラ狙いを警戒しつつ足を抜こうとトライする。ボディに右パウンドを落すシヴァー、ガンバーリャンはキムラを引き続き仕掛けるが、これはディフェンス目的か。

頭を抑えて立ち上がったガンバーリャンのバックに回ったシヴァーは、自ら後方に倒れ込みバックマウントへ。そのままポジションを制したシヴァー、ガンバーリャンは腹這いになってパンチを受ける。何とか起き上がろうとしたガンバーリャンだが、シヴァーのボディロックを解くに至らない。そのまま背中越しにパンチを受け続けたガンバーリャンは、ジャッジ3者が28-29をつけ判定負けを喫した。

PR
PR

Movie