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【Bellator162】クスリ抜きでもシュレメンコ、グローブに快勝。マヌーフとの再戦をアピール

<ミドル級/5分3R>
アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)
Def.2R1分43秒by TKO
ケンドール・グローブ(米国)

長身のグローブが左に回る。前に出たシュレメンコに前蹴り&右ミドルハイ。シュレメンコは左右のパンチを振るいながらプレッシャーを与える。グローブの左ジャブに対し、シュレメンコは左ミドルを見せ、スピニングバックフィストから左ストレートを伸ばす。続くスピニングバックキックは届かず、逆に距離を詰めたグローブが首相撲からヒザを突き上げる。

シュレメンコがケージにグローブを押し込むも、ヒザ蹴りが続き自ら離れる。パンチの押収で左を被弾し、大きな空振りに尻餅をついたグローブは立ち上がるとテイクダウンへ。ギロチンで捕らえ、ヒザ蹴りを突き上げたシュレメンコは、これをリリースして足を止めての打ち合いで、左フックを被弾して下がる。

グローブが左右のフック、首相撲からヒザでラッシュを掛けるとシュレメンコがケージに押し込んでいく。体を入れ替えたグローブはショートアッパー、エルボーを入れていく。大きく方で息をして左に回るシュレメンコが前に出て左ミドル。続くワンツーをブロックしたグローブが右フック。シュレメンコはスピニングバックフィストを当てると、連続で狙う。これをグローブが外し、初回が終了した。

2R、パンチの交換からの打ち合いで右アッパーに続きヒザを見せたグローブに対し、シュレメンコは距離を取って後ろ回し蹴りをボディに入れる。回転系のフェイントを織り交ぜて前に出るシュレメンコが、グローブの前進に左ボディから右フックを合わせる。ボディが効いたようでしゃがみこんだグローブ。容赦なくシュレメンコがパウンドを連打すると、頭を抱えるままになったグローブを見て、レフェリーが試合を止めた。

禁止薬物使用の出場停止処分明けのシュレメンコは「いつだって自信がある。皆、ありがとう。(※12月10日にアントニオ・カルバーリョの持つミドル級王座に挑戦する)メルヴィン・マヌーフが次の試合に勝つだろう。またメルヴィンと戦いたい」と話してケージを後にした。


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