【KSW36】ライト級王者マテウス・ガムロ、クロスヒール→ヒールの連係で一本勝ち=王座防衛
<KSWライト級選手権試合/5分5R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
Def.2R3分46秒 byヒールフック
ヘナト・ペジーニョ(ブラジル)
いきなり跳び蹴りを見せたガムロ。続いて右フックのフェイクからダブルレッグを決めたガムロがトップを奪取する。左腕を差して立ち上がったペジーニョは、ヒザを抱えてスラムを決めるが、そのままの勢いでガムロが上を取り返す。ペジーニョがガードからエルボーを狙うと、ガムロは右のパウンドを落としパス狙いからマウンドへ。足を一本もどしたが劣性のペジーニョに対し、ガムロはパス狙いからスクランブルのなかでギロチン→がぶるとペジーニョが引き込む。
ペジーニョの立ち上がり際に左を当てたガムロは、引き続き右をヒットさせる。ペジーニョは前に出た右アッパーから左ミドルを入れるが、ガムロは下がりながらもパンチを当て、ワンツーからダブルレッグでペジーニョに尻餅をつかせる。すぐに起き上がったペジーニョを前蹴りで突き放したガムロが初回を取った。
2R開始直後にダブルレッグを決めたガムロがサイドからパンチを入れる。ペジーニョも一度は立ち上がったが、直後にボディロックから再び倒される。ハーフで細かいパンチを落とすチャンピオンはペジーニョのキムラ狙いに対し、腰をコントロールして防ぎ、左のパウンドを纏める。バックに回り込んだガムロはRNCへ。これに固執せず、サイドを取り切ると何とここでヒールフックを狙う。右足にヒールを狙い、ペジーニョが左足で蹴ってくるとクロスヒールに移行。さらに左足を抜かれると逆の元の狙いの右足にヒール、ペジーニョが再び左足を入れるとクロスヒールに切り変える。
またもペジーニョが左足を抜き、残った右足にガムロがヒールを仕掛ける。ロールして逃げようとしたペジーニョだが、腹ばいになったところで苦悶の表情を浮かべタップした。