【RFA11】リョート実兄シンゾー、驚愕のヒザ蹴りKO勝利!!
<フェザー級/5分3R>
シンゾー・マチダ(ブラジル)
Def.1R4分53秒 by KO
ブライアン・ウッド(米国)
リョートをセコンドに帯同したシンゾー。36歳の米国MMAデビューとなる。対戦相手のウッドも37歳のファイターだ。オーソドックスに構えたシンゾーは、左フックをまず打ち込み右前蹴りを見せる。構えを変えるウッドだが、蹴りを見せてもバランスを崩すシーンが目立つ。シンゾーの前蹴りを掴んだウッドがテイクダウンに成功しバックに回るが、シンゾーもすぐに立ち上がる。後方からパンチを入れるウッド、シンゾーは胸を合わせて距離を取り直す。サウスポーから左ミドルを見せたシンゾーは、蹴り足を下ろすと構えを戻す。
ウッドのテイクダウン狙いをかわしたシンゾーが右の突き、ミドルを見せるも、低い姿勢から組みつかれケージに押しこまれる。細かい膝蹴りを入れるウッドだが、首を剥がされ右前蹴りをボディに受ける。またもローシングルから組みついていったウッドはボディロックからテイクダウンを狙うと、シンゾーがケージを掴んで阻止。レフェリーがもう一度掴むとペナルティを与えると注意する。
距離を取った両者、シンゾーは引き続き右前蹴りを放つ。構えを入れ替えたウッドがテイクダウンを狙ってきたところに、シンゾーは右ヒザ蹴り一閃。真正面から膝を顔面に受けたウッドは、グシャっという音を立てそのまま崩れ落ちる。試合が終わっても起き上がることができないウッドは、担架に乗せられ酸素吸入を受けながらケージを下りた。