【Bellator】何とチェール・ソネンがベラトールで現役復帰へ。「ギャングスター級で戦う」
【写真】ベラトールで現役復帰が決まったソネル(C) MMAPLANET
15日(木・現地時間)、Bellatorよりチェール・ソネンが現役復帰しマルチ契約を締結したことが発表された。
「ベラトールの大会とファンへのプレゼンテーションの有り方には感心させられるばかりだった。俺はまだ現役として終わっていないし、ベラトールでは誰とでも戦う。階級だってそうだ。俺はギャングスター級で戦う。もう、誰も安心していられない」とリリースにコメントを寄せているチェール・ソネン。
2014年5月に禁止薬物の陽性反応が出ていたが、「TRT治療をすると試合に出られなくなるので、出産のために使用した薬に入っていた。ファイターは引退する日がくるが、父親であることは一生付きまとう」と発言し、あくまでも子作りのために副作用を主張していた。
しかし、6月の抜き打ちテストでHGなどパフォーマンス向上のドラッグ使用が明らかとなり、UFCとFOXは彼を解雇した。その後、コミッション管轄下ではないMetamorisでプログラップリングに出場し、ESPNとコメンテーターとして契約。最近ではNBCSNでWSOFの解説者を務めていた。
禁止薬物発覚から2年が過ぎ、そのお咎めはもうないということか。この件についてプレスリリースでは触れられていなかったが、本人のコメントにあるように一つに階級に拘らないという宣言しているソネンに関し、スコット・コーカーCEOはライトヘビー級でティト・オーティス、ヘビー級でエメリヤーエンコ・ヒョードルというレジェンド対決に加え、ミドル級でローリー・マクドナルド戦という現役バリバリのファイターとの対戦にも含みを持たせている。
専属、複数年&複数試合の契約となったソネンとベラトール、まずはライトヘビー級で年内の参戦となりそうだ。