【Bellator162】加藤久輝が約11カ月振りにベラトールでMMA戦=AJ・マシューズと対戦
【写真】キックでもハイライトリールKOをやってのけた加藤が、ベラトール・ミドル級の中枢で戦う (C) BELLATOR
14日(水・現地時間)、10月21日(金・同)にテネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムで開催されるBellator162に加藤久輝が出場し、AJ・マシューズと対戦することが分かった。
昨年6月にジョー・シリングを相手にハンドボールパンチで、全米にインパクトを残すKO勝ち=ベラトール・デビュー。11月にはメインを任されるも、メルヴィン・マヌーフにKO負けを喫し、今年の4月のRIZINを経て──6月にはBellator キックボクシングでシリングと再戦を行った加藤。
本職がムエタイという相手の土俵で厳しい戦いが予想されながら、武道家としてキックのリングに立ち、なんとスピニングバックフィストでシリングを返り討ちにした。正直なところ、シリングありきのマッチメイクで見事な勝利を収めた加藤は、そのハイライトリールKO力でベラトール・ミドル級の中枢として4カ月振りのファイトの望むことになる。
対戦相手のマシューズは昨年末にRIZINに来日しているもののKO負け、ベラトールでの再起戦=ベン・レイテル戦でも敗れ連敗中。同大会のメインは元ミドル級王者アレキサンダー・シュレメンコの復帰戦=ケンドール・グローブ戦が既に決まっており、加藤は勝利ともにメインの勝者と対戦という青写真を描くことができる起用といっても過言でない。
この他、ボビー・ラシュリー×ジョシュ・アッペルトのヘビー級戦が発表されていたメンフィス大会、加藤×シリングとともにゴイチ・ヤマウチのライト級初戦、×鉄人ジュニア=ライアン・クートゥアー戦も決まっている。