【Pancrase282】11月13日、アンディ・メイン×田村一聖=フェザー級KOP王座統一戦!!
【写真】その寝技で見る者を魅了したメインだが、ヒザの負傷は選手生命を左右するものだけに回復具合が気にかかる(C)KEITH MILLS
2日(金)、パンクラスより11月13日(日)に東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase282でフェザー級KOP王座統一戦=アンディ・メイン×田村一聖の一戦が行われることが発表された。
昨年10月に前王者ナム・ファンを見事な糸通しからの三角絞めで破り、第5代フェザー級王座に輝いたメイン。今年1月に牛久絢太郎を相手に初防衛戦を戦う予定だったが、その準備中にヒザの負傷によりこの一戦をキャンセル、長期欠場となっていた。
詳しい症状は明らかになっていないが、ヒザの負傷ということはいずれかの靭帯損傷、あるいは断絶ということが考えられる。当初は春の復帰を目指していたが、この時期までずれ込んだことからも、決して軽いケガではなかったことが予想される。
MMAファイターのヒザの負傷といえばGSPは欠場後、それ以前の強さはなりを潜めた感もあった。一方でドミニク・クルーズは度重なる負傷と手術にも、その強さに陰りはなく、いよいよ独特のスタイルに磨きが掛かっている。格闘家人生を左右するといっても過言でないヒザの負傷からカムバックするメインに対し、リリースよると挑戦するという形を取るのが暫定チャンピオンの田村一聖だ。
UFCとROAD FCでの挫折から一時は引退発言もあった田村は、その後パンクラスで再起に挑み──2連勝したところで4月に牛久との暫定王座決定戦を戦った。そして右ストレートでKO勝ちを収め、暫定王者となった田村が7カ月振りの試合で正規王者にチャレンジする。
護身、競技、エディ・ブラボー流、ノーポイント&サブオンリーの足関節とあらゆる柔術を修得しているメインに対し、田村が如何に間合い&タイミングの打撃を打ち込むか。それでいて寝技勝負も楽しみな統一戦だ。
同大会では安永有希と仙三のフライ級翻弄マッチ、長岡弘樹×クリスMANのライト級の一戦、そして女子では中井りんと朱里の出場も決まっている。