【UFC FOX21】コンディットに一本勝ち。神技、マイアのバック奪取&RNC。「柔術を代表して戦っている」
<ウェルター級/5分5R>
デミアン・マイア(ブラジル/3位)
Def.1R1分52秒 by RNC
カーロス・コンディット(米国/4位)
右ジャブを伸ばし圧力をかけるマイア。左に回って左ハイを見せるコンディット。35秒を経過してシングルレッグに出たマイアは、さっそくテイクダウンに成功する。ハーフのコンディット、腰をうかしヒザを押しパスでなく──マイアはそのままバックに回る。抜群の寝技の巧さを既に見せると、RNCへ。観念したようにコンディットがタップ!!!
神がかった強さを見せつけたマイアは、勝者コールで涙を浮かべる。「6連勝、元チャンピオンに勝った。コンディットはロビー・ローラーに勝っていたと思う。だから彼はチャンピオンのようなモノだった。今、僕はタイトルに挑戦できるチャンスを得られたはずだ。ワンダーボーイが先になら、彼とウッドリーの勝者に挑戦したい。僕は柔術のために、ブラジルのファンには感謝しているけど、国より柔術を代表して戦っている」とマイアは語った。
一方コンディットは「デミアン、おめでとう。マーシャルアーチストとしてだけでなく、人として尊敬している。次? それは今は何とも言えないよ。とても残念だ」とコメントした。