【UFC202】ストーリーにTKO勝ち、ウェルターで輝くセラーニがライト級王座を狙うことを明言
<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国/※ライト級6位)
Def.2R2分02秒by TKO
リック・ストーリー(米国/9位)
左ローから近づくセラーニ、離れたストーリー。今度はストーリーが左を振るって前に出ると、そこにセラーニがダブルレッグを合わせてテイクダウンに成功する。足を一本抜いたセラーニ対し、足を戻したストーリーがシングルバタフライガードから潜ってリバーサル、セラーニがスタンドに戻るのを追いかけてケージに詰めていく。
ボディロックからテイクダウンしたストーリーに対し、セラーニはオモプラッタから三角絞めへ。セラーニの体を越えていくようにロックをルーズにして防いだストーリー。セラーニは背中を預け暫くジッとしていると、サッと一瞬にして距離を取り直す。
ボディへのヒザ、前蹴りから左ローをセラーニが蹴り込む。ストーリーは既に汗が目立つ。左ストレートに体が流れたストーリー、セラーニは左を入れて前進には距離を取り直す。三日月蹴り気味の右ミドルから、右、左をヒットさせたセラーニ。続くハイキックをキャッチしたストーリーが足をリリースし、パンチを交換したところで初回が終わった。
2R、ストーリーはワンツーを振るって前に出るも空振りに。セラーニはハイキックから、前進にヒザを合わせて右ストレートを伸ばす。ストーリーのシングルを切ったセラーニは足払いのようなローで近づき、右ショートを2発入れる。左ローから右ローを走らせたセラーニは前蹴りでストーリーを突き放す。と、右と左ボディ2連打が効いて動きが止まったストーリーに右ハイを蹴り込み、パンチのラッシュへ。
ケージまで下がったストーリーをパンチの連打、ヒザ蹴りで破ったセラーニは「ウェルター級でもやって行けるけど、ライト級に落としてエディ・アルバレスとMSGで戦いたい」とライト級世界王座を目指すことを明らかとした。