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【UFC202】コビントンがTDからバックコントロールでグリフィンを完封、最後はパウンドアウト

<ウェルター級/5分3R>
コルビー・コビントン(米国)
Def.3R2分18秒by TKO
マックス・グリフィン(米国)

サウスポーのコビントンが、グリフィンの右にヒザを合わせていく。テイクダウンの強いコビントンはワンツーを被弾し、左を見せてから組みにいくとシングルレッグでテイクダウンを決める。すぐにパスしてサイド、グリフィンのブリッジに合わせてマウントを狙う。グリフィンはハーフからキムラに入り、サイドを取られているにも関わらずスイープからトップへ。即シングルからリバーサルを狙ったコビントンは、ここではキムラを防いでトップを取り切るとマウントへ。

グリフィンがハーフに戻すが、コビントンが左エルボーを連続で入れ再びパス。反対側に回ってエルボー、そしてパスとコビントンがグリフィンを圧倒する。グリフィンが足を戻す度にパスを許し疲弊していくなか、コビントンはサイドからエルボーを落とし、ハーフで引き続きヒジ打ち、マウントからもヒジを入れたコビントンが初回を圧倒した。

2R、テイクダウン狙いをスプロールしたグリフィンにワンツーからミドルを入れたコビントンが、続いて組みついてダブルレッグを決める。スクランブルのなかでバックに回り、そのままパンチを放つコビントンに対し、グリフィンの動きが落ちる。ケージ際から引き寄せて足を一本入れたコビントンが、パンチを続ける。再びグリフィンを引き寄せて、ボディロックからトップを取ったコビントンはマウントを奪取。

エルボーで額をカットしたグリフィンだが、腰を押してブリッジでマウントを逃れる。それでも立ち上がることができなかったグリフィンのバックからパンチを続けるコビントン。最後はスペースを作って殴ろうとしたコビントンだが、グリフィンが立ち上がりラウンド終了となった。

最終回、コビントンがワンツーから前に出て、グリフィンのローをキャッチしてテイクダウン。ボディロックからバックコントロール、ワキの下からアッパーを続ける。ワンフックでグリフィンの背中が伸び、コビントンが左のパンチを連打。有効な反撃もディフェンスもできず、ただ耐えるのみのグリフィンを見てついにレフェリーが試合を止めた。


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