【RFC32】大会翌日に17歳になるイ・イェジが華DATEとティーン女子対決!
【写真】試合の翌日に17歳を迎えるイ・イェジ。彼女のためのファイトという印象は拭えないだけに華DATEの意地に期待したい(C)MMAPLANET
1日(水・現地時間)、ROAD FCが7月2日(土・同)に湖南省長沙のフーナン・インターナショナル・コンベンション&エキシビションセンター(湖南国際影視会展中心)で開催されるROAD FC32に華DATEが出場、イ・イェジと対戦することを発表した。
既にボブ・サップ×アオルコロ、福田力×キム・フンのミドル級戦が組まれることが明らかとなっている今大会。イ・イェジは1999年7月生まれで、大会翌日に17歳になるという女子高生。対して華DATEは1997年1月生まれの19歳。デビュー戦をしなしさとこ、2戦目を渡辺久江と戦うというとんでもないキャリアのスタートを切ったイ・イェジは、しなし戦での頑張りで一気に韓国で知名度が上がり、ROAD FCではマスコットガールのような存在となって露出も多い。中国で放送されるリアリティTVショーでもチーム・コリア側の中心選手として、イベント期間中も撮影で多忙を極めている。
そのイ・イェジは3月に下牧瀬美月を腕十字で破り、プロ初勝利を挙げた。対して華DATEは16歳でトリビュレートで48キロ王者となり、Bigbangやシュートボクシングで立ち技、DEEP JEWELSとOUTSIDERにも出場しており、キックとMMAの両分野で15戦近いキャリアを重ねてきた。さらに武林風・香港大会などでも試合を行なっており、今回の長沙大会出場が齢19にして3度目の海外遠征となる。
現地で注目度の高いイ・イェジだが、実戦のキャリア、場をこなした数では華DATEが上。それでもデビュー戦の選手を藤野恵実にぶつけるなど、ROAD勢のティーン女子に対する自信は揺るぎないモノがある。また、このティーン女子路線はMMAという新しいスポーツを中国でプッシュするためにも、そのフレッシュさを際立てさせる効果も持つだけに非常に力も入れられている。加えてCCTV5の中継では3千万を超える視聴者を集めるといわれるRFC中国大会──北米MMAのピラミッドに組み込まれてない新MMA大国での試合は、今後の日本人格闘家にとって新たな金鉱脈になる可能性があるだけに、このチャンスを華DATEはモノにしたいところだ。