【ONE42】空手家プラチニオ、アタイジにスプリット判定で勝利する
<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
マルチン・プラチニオ(ポーランド)
Def.2-1
レアンドロ・アタイジ(ブラジル)
極真の道衣を着てケージへ向かった空手出身のプラチニオ。右ストレート・左フックで前に出ると、アタイジも同じように右・左を返す。プラチニオが構えをスイッチしながら前に出ていくと、そこにアタイジがタックルを合わせてテイクダウンを奪う。
プラチニオはフックガードから立ち上がり、離れた間合いからロー・ヒザ蹴りを蹴り込む。アタイジもローを蹴り返し、組みつくチャンスをうかがうが、プラチニオはバックステップでかわす。終了間際、アタイジがプラチニオのパンチに合わせてテイクダウンを奪う。
2R、プラチニオが右ロー・右ハイ、バックスピンキック。アタイジはシングルレッグのフェイントを入れながら右を強振。プラチニオが左右のハイキックを飛ばすと、アタイジもジャブ・ローを散らしてダブルレッグでテイクダウンを奪う。
ここもプラチニオはすぐに立ち上がり、パンチとハイキックで前に出ていく。残り1分20秒、組みついたアタイジはボディにヒザ蹴りを入れるだけでテイクダウンまでは奪えない。逆に距離を取ったプラチニオは左ハイキックと右フックを見せる。
3R、じりじりと前に出るアタイジ。プラチニオは細かくフェイントを入れてバックブローや右ロングフックなど大技を狙う。ここは両者が見合う時間が続き、レフェリーから注意が与えられる。
その直後、アタイジがダブルレッグでテイクダウンするも、立ち上がったプラチニオは左右のフックと左ミドル。両者ともに消耗が目立つ中、プラチニオが必死にパンチとローで前に出て、攻めていることをアピールする。
一方、動きが止まったアタイジにレフェリーが注意。プラチニオのローがローブローとなり、インターバルが与えられると、観客からはブーイングも起こる。このまま大きな展開がないまま試合終了となり、判定は2-1でプラチニオに軍配が上がった。