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【UFC FOX19】カポエイラがムエタイでコンバットサンボのアクメドフにTKO

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ(ブラジル)
Def.1R3分03秒by TKO
オマリ・アクメドフ(ロシア)

鋭い左ジャブを伸ばすアクメドフ、カポエイラは右前蹴りを掴まれにそうになる。やや大きめ体を振り、少しばかりジンガの動きを見せたカポエイラは右を受けて右を返す。アクメドフはダブルレッグでテイクダウンし、ガードの中からパウンドを落とす。カポエイラはヒールフックからスイープを成功させてトップを取ると足を一本抜く。ここでアクメドフはキムラに捉えスイープへ。

その回転の勢いを生かして足を抜き、エスケープしたカポエイラが立ち上がる。試合はスタンドに戻り、カポエイラが鋭い右ロー、続く後ろ回し蹴りは空振りに。カポエイラのスピニングバックフィストとアクメドフの右フックが交錯、カポエイラが組みついていったところで初回が終わった。

2R、前に出て右オーバーハンドを放ったカポエイラ。アクメドフは腰が落ちたが、即ダブルレッグへ。倒されたカポエイラは背中を預けて立ち上がり、その際にアクメドフの重いパンチを連続で受ける。離れたカポエイラは再び右ロー、さらに右を伸ばし、左フック&ヒザを入れる。意外にもハンドスピードはカポエイラの方が速い、ケージ際の組み合いから離れた両者、アクメドフは3度目のテイクダウンに成功しパウンド。カポエイラはヒールフックからのスイープからスクランブルへ。アクメドフがバックに回ると、前転から足を取ってまたもヒール&スイープを決める。しかし、トップはキープできずスタンドへ戻るとシングルレッグを切られる。カポエイラがアクメドフをケージに押し込み、離れてフックを放ったところでラウンド終了に。

最終回、カポエイラが左ジャブ、右に回るアクメドフの左フックは当たらない。打撃でなくテイクダウン勝負に出たかのようなアクメドフはダブルを切られ、ヒザをボディに受ける。カポエイラは左ジャブから、ヒザ。さらに右ストレートを顔面に打ち込む。ダーティーボクシング、離れ際にフックと優勢に試合を進めるカポエイラは、再びテイクダウン狙いを切ってヒザ蹴り、さらに左を打ち込む。右オーバーハンドを入れ、フック合戦で打ち勝ったカポエイラは首相撲でアクメドフを捉えヒザ蹴り、細かいパンチで崩れたアクメドフにヒザを連続で蹴り上げて勝負を決めた。

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