11日（土・現地時間）にSHOWTIMEの中継がスタートし、UFCのライバル・プロモーションになれるのか注目を集める新生ストライクフォース。ライト級王者ジョシュ・トムソンが負傷欠場し、挑戦者ギルバート・メレンデスが暫定王座戦に挑むというプランが浮上するなど、同大会の全容がいまだ明らかになっていない中、早くも次回大会の概要が発表された。

【写真】階級を超えたビッグマッチに挑むシールズ。エリートXC時代にも対戦相手不足からミドル級転向をほのめかしたこともあったが……。神の階級に参加する姿をまた見たい―― (C) MMAPLANET

新生ストライクフォース第二弾『LAWLER vs SHIELDS』は、6月6日（土・同）にミズーリ州セントルイスのスコットレード・センターで開催される。大会名にもある通り、元エリートXC世界ミドル級王者ロビー・ローラーと、同じく元エリートXC世界ウェルター級王者ジェイク・シールズが、182ポンド（約82・6㎏）契約で戦う一戦がメインイベントとして行われる。

階級を超えた王者同士の対戦に関して、ローラーは「トップランカーと戦う機会を与えてもらって嬉しい」と素直に喜ぶ。一方のシールズは「いくら僕が打撃を練習しているといっても、口が裂けてもロビーより打撃が上手いなんていえない。彼は最も優れたストライカーの一人だからね。ただし、彼の打撃よりも、僕の寝技の方が優れている」と、その自信を覗かせている。

4月大会のフランク・シャムロック×ニック・ディアズ戦同様、キャッチウェイト戦がメインとなる新生ストライクフォース。階級を超えたビッグネーム対決と世界戦のコンビネーションで大会を重ねていくのか、6月大会でも世界ライトヘビー級選手権試合として、ストライクフォース世界ライトヘビー級王者ヘナート・ババルに、同じブラジリアンのハファエル・フェイジャオンが挑む一戦がマッチアップされている。

メインがエリートXCファイター同士の対戦なら、ベルトを賭けた戦いはストライクフォースの王者にエリートXCの新鋭が挑戦するという見方もでき、アフクリションのリングでソクジュに完勝するなど、再び調子を上げているババルと、エリートXCで3連勝中だったフェイジャオンの一戦は、王者が如何に挑戦者の打撃を凌ぐことができるのか――、そこが勝負の鍵を握りそうだ。

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