【REAL04】計量もREALらしくカオス状態。アミル欠場、体重オーバー続出
【写真】ついにベールを脱いだセネガルのコンバットサンビスト、シセ。しかし、計量オーバー……(C)TURTLE SPRING
11日(金)、12日(土)に東京都文京区TDCホールで開催される「REAL 4」の公開計量が行われた。
計量スタート前に主催者から驚きの発表がなされた。今大会でペペ・セネガルとヘビー級トーナメント準決勝を戦う予定だったアミル・アリアックバリが負傷のため欠場に。主催者によれば「2日前にアリアックバリ側から『腕を負傷して日本に行くことができない。万全を期して次の試合に臨みたい』との連絡があったという。それ以上の詳細は不明のままだが、実行委員会で協議した結果、まずアリアックバリの欠場を決定。さらに今回、アリアックバリと対戦予定だったペペは、同じくイランのヨゼフ・トルカマンと戦うことに。
ペペとトルカマンはいずれもトーナメント1回戦を勝ち抜いた選手ではないため、この試合はヘビー級トーナメントのリザーブマッチとなる。
さらにREAL山田代表は「6月12日、TDCホールでREAL5を開催します。今大会でサントス×桜木の準決勝を1試合、次にREAL5で準決勝もう1試合を行なう予定です」とし、そのカードは当初、今回行われる予定であったアリアックバリと。彼の当初の対戦相手で負傷欠場が早々に決まっていたクリスチャン・コロンボの対戦を検討しているという。
そんななか、計量は大波乱の展開に。まずトルカマンとサイード・ノーリ・マッサルのイラン勢が、飛行機の遅延のため夜に日本到着後の計量となった。
またフェザー級トーナメントでは小金翔と対戦するヌルベルゲン・シャリポフ、芦田崇宏の相手モウサ・シサがいずれも計量オーバー。ライト級ワンマッチの上山龍紀も250グラムオーバーで再計量に臨む。
小金は1度目の計量で66.35キロとオーバーしたものの、パンツを脱いで66.25キロでクリア。芦田、中村ジュニアは問題なくパスしており、急遽出場となった中村は「3連敗中ですが、今は気持ちもスッキリしています。
以前は『どうしても勝たなきゃ』と気持ちが張りつめていましたが、今回はリラックスして挑みます」と意気込みを語った。
スーパーライト級トーナメントは準決勝進出の4名が全員、一発クリア。優勝候補のホベルト・サトシ・ソウザは4人のなかで最軽量だったが、むしろ仕上がりが十分といった体つきだった。全計量結果は以下のとおりだ。
■REAL04 計量結果
<スーパーライト級T準決勝/5分2R>
ホベルト・サトシ・ソウザ:73.50キロ
金子優太:74.05キロ
<スーパーライト級T準決勝/5分2R>
ZUZU:73.85キロ
星野大介:73.60キロ
<ヘビー級Tリザーブマッチ/5分2R>
ヨゼフ・トルカマン:飛行機遅延のため夜に計量
ペペ・セネガル:96.75キロ
<ヘビー級T準決勝/5分2R>
ルイス・サントス・アバター:116.25キロ
桜木裕司:97.35キロ
<スーパーヘビー級/5分2R>
畠山祐介:142.95キロ
NORI:125.15キロ
<ライト級/5分2R>
上山龍紀:71.05キロ※計量オーバー→再計量
クリス・ヒルガー:69.70キロ
<フェザー級T準々決勝/5分2R>
小金翔:66.25キロ
ヌルベルゲン・シャリポフ:66.75キロ※計量オーバー→再計量
<フェザー級T準々決勝/5分2R>
芦田崇宏:66.25キロ
モウサ・シセ(セネガル):66.95キロ※オーバー→再計量
<フェザー級T準々決勝/5分2R>
サイード・ノーリ・マッサル:※飛行機遅延のため夜に計量
中村ジュニア:66.10キロ
<フェザー級T準々決勝/5分2R>
アイアンホース・田中:65.05キロ
ウラディスラフ・パルブチェンコ:66.25キロ
■プレマッチ 計量結果
<バンタム級/5分2R>
樋口武大:61.70キロ
宮代大和:61.65キロ
<ヘビー級/5分2R>
山田史博:99.70キロ
小笠原篤:104.95キロ
<ミドル級/5分2R>
佐々木亮:83.30キロ
新井真一郎:84.90キロ
<フライ級/5分2R>
宮國要:56.75キロ
大武正賢:56.50キロ