【Strikeforce】王座奪回に挑むメレンデスが公開練習
4月11日(土・現地時間)にサンノゼのhpパビリオンで行われるストライクフォース『Shamrock vs Diaz』。そのセミファイナルでジョシュ・トムソンの持つ同プロモーション世界ライト級王座に挑戦するギルバート・メレンデスのオープン・ワークアウトの模様が、31日(火・同)にストライクフォースより届いた。
【写真】ネイト・ディアズと公開スパーを行ったギルバート・メレンデス。昨年6月のタイトルを失った試合ではジョシュ・トムソンにほぼ完封された印象も強く、今回はその巻き返しを図る (C)STRIKEFORCE /Matt De La Rosa
先週の金曜日にベイエリア北部プレーザントヒルのグレイシー・スポーツセンター(シーザー・グレイシー柔術)で、オープン・ワークアウトを行ったメレンデス。前ストライクフォース世界ライト級王者は、シーザー・グレイシー門下と行うMMAトレーニングのほかにも、レスリングを強化し捲土重来の一戦に挑む。
米国よりも日本での認知度が高いメレンデス。しかし、今大会はSHOWTIMEで全米中継されるため、いよいよベイエリアの実力者が、その力を北米MMAワールドで誇示する機会が訪れた。
【写真】試合まで2週間、まだ頬はふっくらしているメレンデスだ (C)STRIKEFORCE/Matt De La Rosa
■ギルバート・メレンデスのコメント
「ジョシュは素晴らしいファイターだよ。だから、彼には前回のようにガンガン攻めてきてほしい。立ち技にこだわってきても構わないよ。
彼は戦術を駆使して戦うトリッキーなファイターだ。上から下からと、色々な角度から攻撃を仕掛けてくるだろう。このスポーツのパイオニアのような存在だし、穴のファイター。きっと良い試合になるだろう。
僕の体調も絶好調だ。25分間戦うことが何でもなくなっている。前の試合よりも良い動きができるはずだ。25分間あれば、自分のやりたいことが何でもできるしね。
前回の試合とは状況は大きく変わった。この階級で戦うファイターも増えたし、ディエゴ・サンチェスもライト級に落として、トレーニングをしようと尋ねてきた。MMAは今では、個人で戦うのではなくチームで戦いぬくものになったと思う。ただし、僕は同じシーザー・グレイシー門下のネイト・ディアズ以外のこの階級のファイターは全て倒すつもりだよ」
■Strikeforce『Shamrock vs Diaz』対戦カード
<179ポンド契約/5分3R>
フランク・シャムロック(米国)
ニック・ディアズ(米国)
<ストライクフォース世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョシュ・トムソン(米国)
[挑戦者]ギルバート・メレンデス(米国)
<女子フェザー級140ポンド契約/3分3R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
赤野仁美(日本)
<ミドル級/5分3R>
スコット・スミス(米国)
ベンジー・ラダック(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ブレッド・ロジャース(米国)
アボンゴ・フンフェリー(米国)
他SHOWTIME中継枠以外のアンダーカードが5試合行われる。