【UFN18】ミラー、“TUF8スター”ブローウィングを完封
■第8試合ライト級/5分3R
コール・ミラー(米国)
Def.1R1分58秒/ギロチンチョーク
ジュリー・ブローウィング(米国)
【写真】TUF8スター=ブローウィングを一蹴したミラーは、ジェレミー・スティーブンスに敗れて以降2連勝 (C) ZUFFA
「もの凄く自信タップリで向かってくるだろうけど、すぐに何もできないって分かるよ」。厳しい言葉をTUFシーズン8のスター=ブローウィングに言い放ったミラーは、ATTの名参謀マルコ・パフンピーニャを帯同してオクタゴンへ。一方、ブローウィングのセコンドはエクストリーム・クートゥアーのプロコーチ=ショーン・トンプキンスが務める。
長いリーチ&コンパスをいかし左ジャブ、前蹴りを見せるミラー。右クロスを狙うブローウィングにアッパーから、首相撲にスイッチしてヒザ蹴りへ。距離が詰まった瞬間にテイクダウン狙いに移ったブローウィングは、バックを制しグラウンドへと試合を持ち込む。
アームロックの状態で耐えたミラーは、ハーフを取られるが潜ろうと試みる。ブローウィングがバックを伺った隙に、ミラーは立ち上がることに成功。両者がスタンドへ戻ると、ミラーは左ストレートをヒットさせ、再び首相撲の態勢へ。ブローウィングはここでもテイクダウンを狙うが、試合開始直後と同じ展開に、ミラーはギロチンチョークで対応する。
と、ブローウィングは直後にタップ。2分に及ばない試合タイムで、ミラーがTUF8の人気者から一本勝ちを奪った。
「マスクにこの試合を捧げる。自分のスキルを見せる機会を与えてくれて、ジョー・シルバに感謝している」とミラー。先日、交通事故で亡くなったTAPOUT共同オーナーのチャールズ・ルイスJrに追悼の言葉を贈った。