【REAL04】フェザー級トーナメント出場、小金翔<02>「勝つことが大切ななかで良い試合を」
【写真】テイクダウンから極める──が信条の小金(C)MMAPLANET
3月12日(土)に東京都文京区のTDCホールで開催されるREAL04のフェザー級(※66.3キロ)トーナメントに出場する小金翔インタビュー後編。
イランのサイード・ノーリ・マッサル、カザフスタンのヌルベルゲン・シャリポフ、ウクライナのウラディスラフ・パルブチェンコ、そしてセネガルからモウサ・シセらの出場が決まっている同トーナメントで、小金は何を成し遂げたいのか。
理想とするスタイルとともに語ってもらった。
<小金翔インタビューPart.01はコチラから>
──PXCでのマチャド戦はテイクダウンとコントロールでしっかりと相手を制圧できました。
「あの試合での目標はテイクダウンをしてからサブミッションを取ることでした。結果的に一本を取れていないですし、途中でミスがあり勝つには勝ったのですが、課題が残った試合だと思います。ただ勝つことが大切な試合でもあったので、結果が残せたことは自信になりました。
この課題はトーナメント1回戦までクリアして、試合に臨みたいと思います。フィリピンでブラジル人と戦った……外国人選手と外国と戦った。自分がやってきたことを振り返り、努力をしていれば勝てることが分かりました。
日本は海外と比べて環境が良くない面もあるかもしれないですが、努力していれば結果は残せるので日本で練習して強くなりたいと思っています」
──トーナメントに向けて、現在の練習環境は?
「寝技はカルペディエム三田で岩崎(正寛)さんに指導してもらい、打撃はリアルディールジムで基礎からやっています。組み技スパーはロータス世田谷、長南さんのTTMでMMAの攻防を意識して練習させてもらっています」
──トーナメントでも目指すは、PXCでのマチャド戦のような試合展開でしょうか。
「ハイ。倒して一本を取りたいです。僕はグラップリングが好きなので、練習も寝技に重点をおいてやっています。テイクダウンできれば僕にチャンスが増える。取れなければ相手の得意の部分で戦うことになるので、一番磨いているのはそこです」
──初戦の対戦相手は?
「まだ決まっていないです。配られた資料で並んでいる選手と戦うのかと思っていました(笑)」
──ハハハ。では、このトーナメントに対する意気込みを改めてお願いします。
「僕はもともと格闘技ファンでした。勝つことが何よりも大切ななかで良い試合を見せたいと思っています。そのためにも普段からしっかりと練習をして技、強さを磨かないといけないです。ァンの皆さんが見たい試合をして、期待に応えられるよう試合まで練習を頑張ります」