【ONE38】岡嵜、レオーネのTD、スクランブル&コントロールに敗れる……
<64キロ契約/5分3R>
アンドリュー・レオーネ(米国)
Def.3-0
岡嵜康悦(日本)
レオーネ63.8キロ、岡嵜は63.7キロ。左ジャブを伸ばすレオーネ。続いてダブルレッグからケージに岡嵜を押し込む。両ワキを差された岡嵜は左を差し返そうとしたが、テイクダウンを奪われてしまう。ハーフガードの岡嵜は懸命にレオーネの右足を挟み、エルボーを被弾しながらフルガードに戻す。直後にレオーネは右側にパスし、パンチを入れながら肩固めを狙いつつマウントを奪取する。
アメリカーナを仕掛けるレオーネに対し、ハーフ戻した岡嵜だが下の展開が続く。レオーネはさらに右上腕を岡嵜の顔面に連打する。流血の岡嵜は後頭部にパンチを受けるも、スクランブルへ。ギロチンからトップをキープしたレオーネが岡嵜を一方的に攻め続けた。
2R、岡嵜の右ストレートにテイクダウン狙いから、引き込んで下になるもスクランブルからバックに回り込んだレオーネ。胸を合わせて岡嵜だったが、ここもテイクダウンを奪われマットに背中をつけてしまう。ハーフから肩固めを狙い、パンチとのコンビネーションで攻め立てるレオーネ。アゴを岡嵜の顔面に突きさしてパスを狙うレオーネだったが、ここで起き上がった岡嵜がトップを奪い返す。ケージ際でハーフの状態で抑える岡嵜が左エルボーを入れる。
ガードに戻したレオーネに右のエルボーを入れた岡嵜。さらに左の勢いのあるパンチを2発入れる。これで動きが一気に落ちたレオーネにパウンドを連打し、スクランブルから足にしがみつてきたレオーネにテイクダウンを許さない。真正面のダブルレッグをスプロールした岡嵜はパンチ&エルボーを入れ、ダメージという点では明らかに形成逆転した。
最終回、レオーネはスピニングバックフィスト、岡嵜は左ジャブを伸ばす。テイクダウン狙いにヒザをボディに合わせて離れた岡嵜はショートフックを連打する。ここで組みに来たレオーネ。岡嵜はワキを差し返してヒザをボディに突き上げる。レオーネの左ジャブを受けた岡嵜は、続くテイクダウン狙いにもヒザを合わせるが、尻餅をつかされる。
アームロック狙いを防がれバックマウントを許した岡嵜、レオーネはパンチからRNCで時間の経過を待つ。胸を合わせることができない岡嵜、残り1分30秒を切っても四の字ロックを取られた状態が続く。胸を合わせにいくところで右腕を差し込んできたレオーネ。左手首を掴んで防ぐ岡嵜だが、時間がどんどん減っていく。必死で上を向いた岡嵜だが、レオーネはマウントからバックマウントへ。このまま態勢を返すことができないまま岡嵜はタイムアップを迎え、最終回はケージ・ジェネラルシップを譲り0-3 で敗れた。