【Bellator】ティト・オーティズ×ランペイジ・ジャクソン談話紹介
【写真】UFC基軸のMMA世界観でいえば、今さらなレジェンド・カード。Spike機軸のファイティング・エンターテイメントからすれば、ベストマッチアップとなるのか。強さを競うMMAというファイティング・エンターテイメント・ビジネスの分水嶺となるPPV中継かもしれない(C)Bellator MMA
31日(水・現地時間)、ニューメキシコ州アルバカーキのサンタアナ・スターセンターで開かれるBellator 97内で発表された11月2日(土・同)、ティト・オーティズ×ランペイジ・ジャクソンのPPVイベント。両者がケージを去った直後に、ベラトールから両者の対戦についてリリースが発信され、両者のコメントが掲載されているので紹介したい。
ランペイジ・ジャクソン
「正直にいって、生まれ返った気分だ。俺の悦び、エネルギー、攻撃性の全てが以前より大きくなっている。また子供に戻ったようだよ。11月2日のランペイジは、過去のどのランペイジにも見られなかったぐらい良い状態だろう。皆、知っての通り、俺とティトの間には長い歴史がある。元チームメイトだし、友人だ。長い間、UFCで戦わなかった理由の一つでもあった。
ただし、もうヤツとの友情も何も――一度、ケージのドアが閉められると関係ない。俺がどれだけできるか、不幸なことにティトを相手に示すことになる。ヤツはもう俺の掌の上にある。11月2日のPPVは、ティト・オーティズにとって最悪の夜となるはずだ」
ティト・オーティズ
「戻ってきた。過去数年間、俺のMMAへの情熱はUFCやダナ・ホワイトとの政治的問題で失われていた。自分の気持ちは、戦いの場に持ち込まれることはなかった。もの凄い重しを両肩に乗せていたんだ。俺は自由になった。ビヨンとベラトールは俺にプロモーションの一部、ファミリーの一員になる機会をくれた。また息を吹き返し、この幸福を旧友たちと受け止め、ティト・オーティズ一派として戦う。これまでMMAの歴史で最高の戦い、勝利を挙げてきたが、11月2日はランペイジがその記録に加わる。ピープルズ・チャンピオンにとって、新しい時代が始まるんだ」
ビヨン・レブニーBellator MMA CEO
「最初のPPVショーで、最も有名な2人のファイターをメインに置くことは、最高だ。ランペイジ×ティトは、1年に渡り実現を望んできたカードで、このPPVイベントのメインによってベラトール改革は次の一歩を踏み出す。2人ともやる気と戦う悦びを取り戻した。凄い戦いになる。偉大な試合になるだろう」
なおベラトールでは1日(木・同)にシーズン9のイベントスケジュールを発表しており、今シーズンは開幕戦を除き、金曜の夜がファイトナイトとなる模様。PPVイベントは既報の通り、11月2日の土曜日にロングビーチ・アリーナで開催され、この週の金曜には「Road to Champion」という番組がSpikeで放送されるようだ。