【Bellator237】ヒョードル、右一発でランペイジをKO。「日本の皆にハッピーになってほしかった」
【写真】日本最後の一撃は右ストレート(C)KEISUKE TAKAZWA/MMAPLANET
<ヘビー級/5分3R>
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)
Def.1R2分44秒by TKO
ランペイジ・ジャクソン(米国)
左を伸ばすヒョードル。さらに左フックからアッパー、ショートアッパーを連打する。間合いを置き、右ストレートをヒョードルが伸ばす。さらに踏み込んでワンツーを見せると、ランペイジは左から右を振ってバランスを崩す。右を当て崩しからショートの連打、さらに右ミドルをヒョードルが入れる。
ランペイジは左を伸ばすが、フックからローを蹴られる。自らのローでバランスを崩す場面もあったヒョードルだが、ランペイジにパンチをまとめる。と、右一発でKO。コンディションの差が明らかに違っていたヒョードルが、ランペイジを相手にしなかった。
現役とOBのような差があった試合、ヒョードルが最後まで現役を貫いていることが伝わってくるファイトだった。
「ここでもう1度戦い、皆にハッピーになってほしかったんだ。日本でリアルファイターになれた。凄く楽しかった。ここを日本でキャリアをスタートし、日本で戦うのも最後になった。長い間、ありがとう」と皇帝は話した。