【UFN81】フェルダーが後がない状況でRNCを極め、クルックシャンクから一本勝ち
<ライト級/5分3R>
ポール・フェルダー(米国)
Def.3R3分56秒by RNC
ダロン・クルックシャンク(米国)
オーソのフェルダーがまず左ハイを見せる。クルックシャンクはローをキャッチして、ローを返す。蹴り足をリリースして左ミドルをクルックシャンクが入れると、フェルダーが右ストレートをヒットする。左ローを入れ、スイッチしてサイドキックを伸ばすクルックシャンクに対し、フェルダーがプレッシャーを与え左ミドルを蹴り込む。
左に回りながらサイドキックを顔面に伸ばしたクルックシャンクは組まれてケージに押し込まれる。体を入れ替えたクルックシャンクはスピニングバックフィストからダブルレッグへ。リフトアップしたクルックシャンクは、フェルダーにギロチンを仕掛けられスラムを諦め、首を抜きながらテイクダウンへ。スタンドに戻ると、蹴りの応酬からクルックシャンクがダブルレッグで再びテイクダウンに成功する。フェルダーがハイガードを見せたところでタイムアップとなった。
2R、互いに間合いを測りながらローを入れる。クルックシャンクがハイキックから、そのままサイドキックをボディに。フェルダーのハイキックをかわしたクルックシャンクが後ろ回し蹴り、直後にダブルレッグでフェルダーを押し込む。これを切って横にフェルダーが回るとクルックシャンクは引き込むようにガードへ。エルボーを被弾しつつ立ち上がったクルックシャンクがサイドキックを再び顔面に蹴り込むと、スピニングバックフィストもヒットさせる。フェルダーが打ち気にはやると、さっとダブルレッグに入るクルックシャンクが頭の股の下に入れて立ち上がる。
ここでフェルダーは三角クラッチへ。それをスラムしたクルックシャンクだが、フェルダーは背中に乗るように三角クラッチがタイトになる。腹ばいになりケージにフェルダーを押し込んで三角クラッチをルーズにしたクルックシャンクは、もう一度フェルダーを持ち上げてスラム。2Rが終わった。
最終回、フェルダーは重い右ローを蹴り込むも続く回転バック拳を空振り。ここでクルックシャンクが組みついていったが、逆にフェルダーがケージに押し込む。首相撲からヒザをボディに受けたクルックシャンクのシングルをスプロールしたフェルダーがパンチを後方から2発入れる。バックを預けた状態で立ち上がったクルックシャンクにフェルダーは後方から右ハイキック。胸を合わせたクルックシャンクだが、テイクダウンを許しガードへ。
右エルボーを受けたクルックシャンクが背中を見せる。両足をフックしたフェルダーは、立ち上がったクルックシャンクにRNC。後方に倒れ込むや、クルックシャンクがタップしフェルダーが逆転勝ちを手にした。