【PXC51】ウェズレイ・マチャドと対戦する小金翔 「日本人として舐められたくない」
【写真】現在3試合連続一本勝ちしている小金。長南亮氏の推薦でPXC出場を決めた (C)PXC
16日(土・現地時間)、フィリピンはマニラのソレア・リゾート&カジノでPXC51が開催される。メインはPXCフライ級暫定王座決定戦=クリサント・ピットピットンゲ×ジネル・ラウサ。セミはPXCバンタム級選手権試合、王者カイル・アグォン×挑戦者クァク・グァンホが組まれている。
そんな同大会に日本から米田奈央とともに小金翔が出場し、ウェズレイ・マチャドと対戦する。DEEP CAGE、Pancrase Bayside Fight、そしてROAD FC日本大会でケージの経験のある小金に対し、首相撲からヒザ蹴りを得意とするフィリピン在住のブラジリアン、マチャド。初の海外での試合前夜、計量を終えた小金に意気込みを尋ねた。
──今回、PXCに初めて出場となります。海外での計量の雰囲気はいかがでしたか。
「特に日本のイベントと雰囲気が違うとは思いませんでしたが、PXCのスタッフの人達はみんな親切でした」
──最後の体重を落とす段階になって、調整が難しいとかはなかったですか。
「外国なので上手くいかない事もありましたが、日本で準備してきたので今回は大きな問題はありませんでした」
──計量の席でウェズレイ・マチャドと向かい合い、あらためてどのような気持ちになりましたか。
「日本人として舐められたくないなと思いました」
──技術的にはどのような選手でしょうか。
「リーチが長くてヒジやヒザを得意としています。打撃ではやはりヒジとヒザ。寝技でもリーチがあるので良いポジションは取られたくないです」
──小金選手のことは北岡選手が『2011年の秋に初めて練習した時に体が強いと思いました。気が優しくて、ケガがあってここまでくるのに時間がかかってしまったけど、ああいう子が活躍したり、勝ってくれると嬉しい。明日は頑張ってほしい』という風に言っていました。
「本当に嬉しいです。自分は青木真也選手と北岡悟選手をプロとして本当に魅力を感じて、尊敬しているので」
──ではPXC、そして海外で勝利を挙げると今後はどこを目指そうと思っていますか。
「それは明日、しっかりと結果を出してから考えようと思います!!」
──では最後に日本のファンへ一言お願いします。
「この試合は自分の持っている物を全力で出します!! 観てくれた人達が良かったと思える試合にしたいです」
■ PXC51対戦カード
<PXCフライ級暫定王座決定戦/5分5R>
クリサント・ピットピットンゲ(フィリピン)
ジネル・ラウサ(フィリピン)
<PXCバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] カイル・アグォン(グアム)
[挑戦者] クァク・グァンホ(韓国)
<女子アトム級/5分3R>
ヴァネッサ・フェルナンデス(スペイン)
ジナ・イニオン(フィリピン)
<フェザー級/5分3R>
ロランド・ディ(フィリピン)
ミゲール・モスケーラ(フィリピン)
<フェザー級/5分3R>
ウェズレイ・マチャド(ブラジル)
小金翔(日本)
<バンタム級/5分3R>
アーニー・ブラカ(フィリピン)
エミリオ・ユールシア(米国)
<ウェルター級/5分3R>
米田奈央(日本)
キム・ハンソル(韓国)
<バンタム級/5分3R>
スティーブン・ロマン(フィリピン)
レックス・デララ(フィリピン)