【Awards】2013年上半期、新顔#04‐#02に露人2人とペティス弟
【写真】20勝0敗という記録は、ヘナン・ベラォンの暫定王座挑戦時期の28連勝(NCを挟み)に次ぐ。さらに上位との対戦が楽しみなフルマゴメドフだ。
2013年上半期にMMAPLANETがレポートしてきた43イベント、全343試合から選ばれるMMAPLANET Awards、第10 弾はNEW Talent第2位から4位の発表となります。
Photo by GONGKAKUTOGI & WOWOW
(NEW Talent部門、第5位~第10位はコチラ)
【ニュータレント第2位】
ハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)
レッドヒューリー・ファイトチーム所属
通算MMA戦績20戦20勝0敗
UFCライト級
2013 年上半期戦績2戦2勝
5月25日×アベル・トゥルジーロ
1月19日×チアゴ・タヴァレス
2008年のプロMMAデビュー以来、20戦負けなし。UFCでも4連勝中、相手にはグレイゾン・チバウ、タヴァレスらが含まれておりタイトルコンテンダーとして名前が聞かれないのが不思議なほどの結果を残している。タヴァレス戦の遠い距離からのアッパーでの勝利もインパクトが大きかったが、体重超過で臨んだトゥルージロ戦のバックコントロールを見る限り、密着戦も強そう。トップ3との対戦を望みたい。
【ニュータレント第3位】
セルジオ・ペティス(米国)
ルーファスポート所属
通算MMA戦績8戦8勝0敗
RFAフライ級王者
2013 年上半期戦績2戦2勝
6月21日×ディラード・ペッグ
3月29日×ジョシュ・ロビンソン
タイタンFC買収後、人材育成中堅プロモーションとして全米一の評価を受けつつあるRFAのフライ級王者。この8月18日に20歳を迎えるアンソニー・ペティスの実弟だ。軽やかな打撃とガードワークは、まさに兄譲りのスタイル。打ち合いのなかでも強さを発揮するが、6月のペッグ戦で見せた間合いの詰め方も素晴らしかった。本来対戦予定だったジェフ・カーラン戦はぜひ実現してほしい。
【ニュータレント第4位】
ルスタン・ハビロフ(ロシア)
ジャクソンズMMA所属
通算MMA戦績17戦16勝1敗
UFCライト級
2013 年上半期戦績1戦1勝
4月27日×ヤンシー・メデイロス
昨年12月のUFCデビュー戦で、バックスープレックスを連続で放ち注目度が上がった。今年の勝利は、テイクダウン狙いの際に対戦相手のメデイロスが手をついて親指を脱臼してのもの。実質アクシデント的な勝利だが、組みついてバックを回った時点で発覚した負傷で、バック幻想は残る。ベラトールだけでなく、ヌルマゴメドフとハビロフによってUFCライト級戦線でもロシア旋風が巻き起こりそうだ。
(New Talent部門、続きはコチラ)