【Jungle Fight54】X-ジムのライオン、ペルー人モラをRNCで破る
【写真】モラは打撃を喰うたびに削られ、疲弊していったか(C) FERNANDO AZEVEDO
<ミドル級 /5分3R>
エデウソン・ライオン(ブラジル)
Def.2R0分22秒by リアネイキドチョーク.
ジャクソン・モラ(ペルー)
15勝16敗、チーム・マタレォン所属のペルー人ファイターを迎え撃った、エデウソン・ライオン・クリスチャン・マセード。X-ジム所属、キャリア4戦目のライオンは、サウスポーのモラに右ミドルを放っていく。ライオンの左フックにテイクダウンを合わせたモラが、ケージまでドライブ。ライオンは左ワキを差し変えてダブルレッグで尻餅をつかせる。ケージを背に立ち上がったモラだが、ここでレフェリーがブレイクを命じた。
ライオンは右ハイから前に出てシングル、ボディロックに移行したいが右ワキを差されてテイクダウンに持ち込めない。ライオンがモラをケージに押し込む展開が続き、この試合2度目のブレイクが掛かる。ライオンの大振りのフックからロー、後回し蹴りを受けたモラも左ストレートを打ちこむ。続くライオンの後ろ回し蹴りをテンプルに受けたモラだが、左フックから右につなぐ。乱打戦となり、ライオンのパンチがさらに大振りになる。
残り70秒、テイクダウン狙いからモラに尻餅をつかせたライオンだが、すぐに立ち上がられて逆にケージを背負う。体を入れ替えたライオンが距離を取って打撃戦を挑むも、左を被弾する。前蹴りからライオンが前に出ると、両者足を止めての打ち合いへ。そのさなか、初回が終わった。2R、開始早々、ライオンの右フックがヒットしモラがダウン。ガードから背を向けて立ち上がろうとしたモラにパンチを入れ、四の字フックからライオンがRNCを仕掛けると、直後にタップしライオンが一本勝ちした。