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【KSW32】初の英国大会で、RIZINヘビー級GP・KSW代表が決まる??

Peter Graham【写真】KSWでは1勝1敗のピーター・グラハムが、ポリッシュ・レジェンドの異名を取るジャノウスキーと対戦する (C)KEITH MILLS

31日(土・現地時間)、英国ロンドン・ウェンブリ―のSSEアリーナでKSW 32「Road to Wembley」が開催される。ポーランドではUFCを凌駕する人気を誇るといわれるKSWが、初めて自国外でのイベントをロンドンで行う。

ズラリと並んだポーランド勢、その対戦相手は英国大会らしくオープニングカードからTUFシーズン09準優勝のアンドレ・ウィナーが登場する。さらにはUFCでは2敗ながらIGFにも出場経験のあるオリ・トンプソン、5年前にUFC参戦経験のあるONEでも活躍中のジェイム・マックスウィーニーという英国の重量級UFCベテランに加え、クロアチア人ライトヘビー級王者ゴラン・レジック、ウェルター級王座に挑む米国のジェシー・テイラー、さらには暴行事件でリリースされたブラジルのマイケル・ファルカォンなど、元UFCファイターを揃えてきた。

またUFC後のファルカォンと同様に英国のジュードー・ジム・ウォルヘッド、米国のブレント・クーパーというベラトール出場経験者も出場している。そんな英国のTV局の電波に乗って活躍していたファイター達がズラリとならんだ大会のメインはポリッシュ・レジェンドの異名を持つマリウス・プジャノウスキーと、会見でバダ・ハリのパンチをよけてテイクダウンという乱闘劇を繰り広げ、リングの上では後ろ回し蹴りでKOしたピーター・グラハムと対戦する。

キャリア9勝3敗、肉弾戦が持ち味のプジャノウスキーと、キックも喧嘩も強いグラハムの殴り合い&KO必至のヘビー級戦。KSWといえばRIZINの協力プロモ―ションの一つ。24日(土・同)にブラジルのジャングルファイトで100キロ級王者となったブルーノ・カッペローザが、50万ドル争奪RIZINヘビー級GP出場権を獲得しているが、プジャノウスキーが勝利すればトーナメント出場も大いにあり得る。そんな意味でも要注目のKSW初の英国大会だ。

■ KSW32対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
マリウス・プジャノウスキー(ポーランド)
ピーター・グラハム(豪州)

<KSWウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者] ボリズ・マンコフスキー(ポーランド)
[挑戦者] ジェシー・テイラー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ロザルスキ(ポーランド)
ジェイムス・マックスウィーニー(英国)

<KSWライトヘビー級選手権試合/5分3R>
[王者] ゴラン・レジック(クロアチア)
[挑戦者] トーマス・ナルクン(ポーランド)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
マリフ・ピラエフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ラファル・モクス(ポーランド)
ジム・ウォルヘッド(英国)

<ヘビー級/5分3R>
ミハウ・ホダレク(ポーランド)
オリ・トンプソン(英国)

<ミドル級/5分3R>
ブレッド・クーパー(米国)
マイケル・ファルカォン(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
レシェク・クラコフスキ(ポーランド)
アンドレ・ウィナー(英国)

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