【RFC】逮捕状が出ていたチェ・ホンマンが、出頭。長時間の聴取を受ける
【写真】7月25日、ROAD FC24終了後の会見でのチェ・ホンマン(C)MMAPLANET
27日(火・現地時間)、韓国より逮捕状が出ていたチェ・ホンマンがソウル東部地検に出頭したという話が伝わってきた。
Text by Choi Woo-Suk
7月のROAD FC日本大会の前日にもニュースになっていたチェ・ホンマンの詐欺容疑。一昨年12月に香港で知人より1億ウォン(約1060万円)、さらに昨年10月に2500万ウォン(同265万円)を知人2人から借金し、返済しないため5月に訴えられる事態に発展していた。
このうち、後者の件では借金の一部を返済し告訴は取り消されたが、1億ウォンの件で今月20日に韓国の検察が逮捕状を出し、出頭要請した。当初、ホンマン・サイドは11月4日に出頭し、事情聴取を受けると約束しており、なぜこのような話になったのか困惑しているという反応を見せていたという。
日本大会終了後の会見で、カルロス・トヨタにTKO負けを喫したチェ・ホンマンは「この件で集中できていなかった。借金は一部返済し、検察にも協力する。5月に起こったことが、なぜ今さら報道されるのか理解に苦しむ」と語っていた。同席したROAD FCジョン・ムンホン代表もこの件が急に明るみに出たのでMX TVでの中継がキャンセルされる可能性があったことを明かし、借金の肩代わりをすると話していた。
しかし、日本大会後も日本に残っていたチェ・ホンマンからの連絡が途絶え、状況を把握することが困難だった模様だ。いずれによせ、携帯電話の電源を切り接触を絶ったチェ・ホンマンに対し積極的なサポートを行うには至らなかった。この件に対し、ROAD FCは「チェ・ホンマンとはマネージメント契約があるわけでなく、弁護士も別。対応に限界がある。日本大会直後と関係が変わったことはなく、円満に解決するために支援を惜しまない」という声明を出していた。
このような状況下、24日に韓国に戻ったチェ・ホンマンが、昨日26日の午後7時40分頃にソウル東部地検に出頭。8時間に及ぶ事情聴取を受け本日、午前3時に地検を出る際には待ち構えていた報道陣に対し無言を貫いた。検察は事情聴取を続け、拘束するか否かを決定するとのこと。