【RFC27】ミノワマン、ROAD 初の中国大会に出場決定。チャイニーズ・レジェンドと対戦
【写真】上海大会に出場が決まったミノワマン。復調なるか (C)MMAPLANET
27日(火・現地時間)、12月26日(土/同)に上海の上海オリエンタル・スポーツセンターで開催されるROAD FC初の中国大会=ROAD FC27にミノワマンが出場することが発表された。
Legend vs Legendと銘打たれた戦い、ミノワマンの対戦相手は2006年12月にArt of WarでMMAデビューを果たした中国MMA界第一世代のヂャオ・ツーロンだ。散打戦績25勝5敗10KOで中国王者に2度輝いているヂャオのMMA戦績は9勝3敗。2年前にRUFFのライトヘビー級王座について以来、MMAから離れていたが、今回のRFC初の中国大会で実戦に復活する。
10月3日のVTJでザットガイに判定負けを喫したミノワマン。7月のRFC日本大会では判定勝ちをしているが、ここ5試合で1勝4敗と厳しい戦いが続いている。スタンドでは右オーバーフックの威力こそ持ち合わせているものの、その組み立てがカウンター狙いに限られ、スタミナ不足も目立っている。来年、40歳を迎えるミノワマンに対するオファーはズバリ、ヂャオの噛ませ犬的な要素も含まれているはず。
ヂャオはそれほど極端に散打的な打撃を仕掛けることはないが、それでも前足となる左足でサイドキックを蹴っているきらいはある。ただし、接近戦では正面に立つことも少なくないのでミノワマンにも勝機は十分にある。テイクダウンは散打流の右手を伸ばしてから、首の後ろを取って首投げという展開を解くとしており、この右にミノワマンは右クロス的にオーバーハンドを合わせることも可能だろう。
この2年の間にヂャオがMMAファイターとして、何を積み上げてきているのかを想定しつつ、ミノワマンにはコンディション管理を徹底して上海のケージに立ってほしい。