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【Pancrase270】アンディ・メインがナムを寝技で圧倒。三角絞めでフェザー級王座奪取

<KOPフェザー級選手権試合/5分5R>
アンディ・メイン(米国)
Def.4R1分18秒by 三角絞め
ナム・ファン(米国)

パンチを振るいながら前に出るナム、メインはシングルレッグから足を払ってテイクダウン。立ち上がったナムのバックを取って後方に投げ捨てる。ナムはここでも立ち上がるが、メインはワンフックから寝技へ。胸を合わせようとしたナムのバックをしっかりと取ったメインは、後方からパンチを入れる。背中を取られた状態が続くナムは腕をはがしに行くが、メインはここでも後方から鉄槌を顔面に放っていく。

RNCを狙いつつ、スタンドで4の字ロックとなったメインは、左のパンチを連続で入れる。自ら着地し、豪快なテイクダウンとバックコントロール&パンチを続けるメイン。ナムはエルボーまで入れられ、胸を合わすことができない。右腕を左手でクラッチされ右のパンチを連打されるナム。相変わらずのタフさを見せたが、最後まで背中を取られ続け初回を完全に失った。

2R、頭を振ってパンチから左右のローを蹴ったナムは、右ストレートを伸ばすがヒザをボディに受ける。ナムの右ハイをしっかりと見切ったメインが左ストレートを伸ばす。ナムは右ハイから得意のボディを決める。メインはシングルレッグでテイクダウンを奪うと、右のパウンド。ナムもエルボーを入れてケージに近づく。立ち上がり際にまたもバックを許したナムだが、ここは胸を合わせて離れる。

メインはボディにヒザ蹴り、さらに前蹴りを見せる。力強い左ローを放つナムは、さらに右ローを入れていく。メインは左ジャブから前蹴り、続いてシングルレッグ。すぐに立ち上がったナムは2Rも落とした。

攻め疲れも感じられるメインに対し、無類のスタミナを誇るナムが反撃に移ることができるか。3Rは打撃の交換でスタートし、ナムのパンチに対しメインが蹴りで突き放す展開に。メインはシングルレッグで即テイクダウンを奪い、バックマウント&RNCへ。ナムが防ぐと、パンチを後方から入れるメイン。いよいよ厳しくなってきたナムはパンチを正確にテンプルに入れられる。

4の字フックのメインは呼吸を整えて、パンチを継続的に打ち込む。ワンフックに変えたメインはツイスターへ。RNCクラッチのツイスターを見せたメインだが、極まらないと見るとパンチへ。最後の1秒でナムは胸を合わせるも、当然ラウンドはメインのモノとなった。

4R、ナムが組みにいくが、メインは首投げ。ガードを取ったメインは三角絞めへ。腕を送られまいとしたナムだったが、メインが足を組みなおし頭を引き寄せると万事休す。ついに力尽きてタップし、アンディ・メインが新フェザー級王者となった。

「ファイトパスで放送しているだろう。ダナ・ホワイト、ショーン・シェルビー、5年経って一回りした。ツイスターで勝つことを夢見ていたんだけどね。僕はこの階級でベストのグラップラーの一人だ。打撃も練習してきた。ナムにスタンドでも負けなかった。ニュージャージーから8人も応援にきてくれた。サカイさんは本当に素晴らし仕事をしてくれる。パンクラスは最高のオーガナイゼーションだ」と新王者は肩ってベルトを腰に巻いてケージを後にした。

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