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【LFC11】速報 安藤晃司がタイトル奪取、日本勢3戦3勝

2013.04.28

Koji Ando

【写真】LFCライト級王座奪取もそうだが、ナラントンガラグに勝利したことも快挙といえよう。安藤が未来の扉を開ける勝利を手にした (C)MMAPLANET

安藤晃司がLFCアジア太平洋ライト級王座を奪取!!

27日(土・現地時間)にマレーシアのクアラルンプールのチンウー・スタジアムで開催されたLegend FC11のメインで、ジャダンバ・ナラントンガラグの持つLFCアジア太平洋ライト級王座に挑戦した安藤は、3RTKO勝ちでタイトル奪取に成功した。

初回、ナラントンガラグの右ミドルやローに対し、迎え撃つ形のパンチが大振りになる傾向にあった安藤だったが、それでも右のパンチが見えていたのが大きかった。1R終盤のテイクダウン狙いこそ、手のクラッチがロープを抱えるような形になって決まらなかったが、その後は左ストレートにヒザを合せるなどペースを一方的に取られることなく戦う。

2Rに入ると、ナラントンガラグの踏み込みにテイクダウンを合せ、3度王者の背中をマットにつかせた安藤は、3Rも腰に手を回しテイクダウンに成功。と同時に、パチンと乾いた音が館内に響き、ナラントンガラグの右足首があらぬ角度に。足首の脱臼で試合続行不可能となったナラントンガラグ、フィニッシュはアクシデント的ではあったが、テイクダウンで完全に流れを掴んだ安藤にとって、快勝というべき内容だった。

また、この日出場した他の日本勢も揃って勝利を手にしている。粕谷優介はダミエン・ブラウンとのスクランブル合戦を制し、3R終盤に疲弊したところで腕十字を極め一本勝ち。ギャレス・アーリーと対せした辰己豪人も2R&3Rとテイクダウンし、バックコントロールやハーフ、インサイドガードからパウンドを落し判定勝ちを収めている。

なお、LFC11の詳細は後日MMA SALONでお伝えします。

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