【UFC191】ラケル・ペニントンがRNCでバースデーV
<女子バンタム級/5分3R>
ラケル・ペニントン(米国)
Def.2R4分58秒by RNC
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル/13位)
左フックを振るって前に出るアンドレジ。組んでヒザを入れたペニントン。試合はすぐにケージ際の組み合いに。ハイクロッチでアンドレジがテイクダウンを奪い、ペニントンがガードを取る。ペニントンのハイガードに小さなスラムを見せたアンドレジがパスを狙う。バックを譲って立ち上がったペニントンは胸を合わせることに成功。アンドレジのギロチンを防いでテイクダウンを狙ったペニントンだが、体を入れ替えられ再びテイクダウンのプレッシャーを受ける。
大内刈りでテイクダウンを奪ったアンドレジだったが、すぐに立ち上がったペニントンがヒザ&ヒジを連続で入れアンドレジの動きが止まる。アンドレジも左右のフックを打ち込み、ペニントンのヒザに右足をキャッチして大内刈りがテイクダウン。トップを取った直後に初回が終わった。
2R、ローを蹴り合う両者。ペニントンは左フック、さらに右を入れる。組んだアンドレジがドライブしケージ際へ移動。ペニントンがすぐに距離を取り直す。アンドレジは左フックをヒットも、リーチに優るペニントンの左ジャブに苦しむ。と、スーパーマンパンチにペニントンがダブルレッグを合わせてテイクダウン。同時にアンドレジが得意のギロチンへ。立ち上がって距離を取り直したペニントンだが、左フックを受けて後退。右ローへのダブルレッグにまたしてもギロチンを合わされる。
入りの浅いギロチンを切り抜けたペニントンが左パウンドを落とす。さらにアンドレジの起き上がり際にバックに回ったペニントンがRNCへ。背中が伸びたアンドレジがマットを叩いてタップアウト。最後のバックの取られ方など集中力を欠いていたのか、タップもラウンド終了2秒前だった。27歳の誕生日を1年5カ月前の敗北を払拭するリベンジ&一本勝ちで自ら祝ったペニントンだった。