【UFC191】右目負傷のリッグス、蹴り上げを受けて反則勝ちに
<ミドル級/5分3R>
ジョー・リッグス(米国)
Def.2R2分28秒by DQ
ロン・ストーリングス(米国)
サウスポー同士の一戦はストーリングスの左ローでスタート。ミドル級に戻ったリッグスに左ローを2発、3発と入れていく。リッグスは右フックを放って前へ。回ったストーリングスは右アッパー、右ジャブを被弾して目を気にするリッグスはワンツーを見せるが、そのまま目を抑えてパンチからヒザを受けて動きが止まる。ストーリングスが間合いを取り直すとワンツー、リッグスはテイクダウンを奪うもストーリングスが三角絞めからオモプラッタ&スイープでサイドを奪取する。
その上で寝技に拘らなかったストーリングスはリッグスの動きに合わせてスタンドに戻ると、リッグスが再度テイクダウンを決める。リッグスは左右のエルボーから振りかぶって右のパウンドへ。起き上がったリッグスは蹴り上げを右目の付近に受けて、かなり痛そうな表情を見せる。そのまま足を払ってサイドから抑え込んだリッグスは、ラウンド終了直後も右目を閉じ明らかに問題があるようだった。
2R、右目を閉じ気味のリッグスは左フックでダウンを奪うと、マウントへ。ハーフからフルガードに戻したストーリングスに勢いのあるエルボー&パウンドを落とす。引き続きエルボーを続けると今度はストーリングスが左目尻をカット。左エルボーを連打したリッグス、ストーリングスが右目までカットする。やや反則気味に蹴り上げを見せたストーリングス、リッグスは右目を気にする。ここでレフェリーがブレイクを命じ、ドクターチェックを要請。「見えない」というリッグス、ここでレフェリーが試合終了を宣言した。
初回にストーリングスのジャブで右目を負傷していたリッグスだが、試合が終わったきっかけは反則の蹴り上げ。果たして試合結果はリッグスの反則勝ちとなった。リッグスは右目を負傷したのはパンチでなくアイポークだと話したが、ビデオではそこまで確認できなかった。