【Bellator141】クーネンが腕十字で一本勝ち。「スコットのいるところで戦えて光栄」
<女子フェザー級/5分3R>
マルース・クーネン(オランダ)
Def.2R3分23秒by 腕十字
アーリーン・ブレンコウ(豪州)
左を入れるブレンコウ、組んだクーネンがヒザ蹴りをボディに、続いてダブルレッグでテイクダウンを奪いサイドから抑え込む。亀になったブレンコウのバックに回ったクーネンはやや乗り過ぎなからバランスをキープして両足をフックする。パンチを入れてRNCの機会を窺うクーネンは4の字ロックから引き続き右のパンチをブレンコウに放っていく。
ブレンコウが耐え切れず横回転、仰向けになり胸を合わせていくがクーネンが背中に張り付き続ける。続くブレンコウのロールにフックを外してバックコントロールに移行したクーネンが後方へ倒れ込んで再びバックマウントへ。背中にヒザをいれながらクーネンは初回終了を迎えた。
2R、クーネンの右ローにブレンコウが右ストレートを合わせようとする。両者の左フックが交錯、クリンチの離れ際にブレンコウがヒザをボディに突き上げる。続く接近戦でわきをくぐってバックに回ったクーネンがバックマウント、腕十字へ。これをスラムで叩きつけ防いだブレンコウがスタンドへ戻る。ガードを続けるクーネンが立ち上がり、右フックからクリンチ。小手を巻いての投げを潰されてボトムポジションへ。寝技を続けないブレンコウ、ブレイクが掛かり試合はスタンドに。
ブレンコウが右フックからヒザ蹴り、下がったクーネンがダブルレッグを決めてサイドを取る。そのまま頭を跨いで腕十字を狙ったクーネン。ブレンコウは腹ばいになって耐えようとしたが、クーネンがポジションをアジャスト。体を跨ぐのとは逆方向にブレンコウが動いたため、左腕がエグイ角度で曲がりタップを強いられた。
「どうやって極めたのか覚えていないわ。スコット・コーカーがいるところで戦えて光栄、うれしい」とクーネンは語った。