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【UFN74】右で打ち合い制したコーテ、バークマンからTKO勝ち

<ウェルター級/5分3R>
パトリック・コーテ(カナダ)
Def.3R1分26秒by TKO
ジョシュ・バークマン(米国)

バークマンの右ローに右ストレートを合わせようとしたコーテ。ガードが低く変則的な構えのバークマンに対し、コーテはオーソドックス。左ミドルを放ったバークマン、続くスピニングバックフィストとコーテのテイクダウン狙いが同時になる。すぐに離れた両者、コーテが右ストレートを打ち込んで組みに行く。再びスタンドの間合いになると打ち合いのなかでバークマンの左がヒット、テイクダウンに切り替えたコーテにバークマンがギロチンを仕掛ける。

頭を抜き、間合いを取ったコーテは右フックを被弾しても、距離をつめて左右のフックを振るっていく。バークマンの左ローをキャッチしたコーテがケージにドライブし、左足を取ったままで左のパンチを連打する。肩パンチなど細かい攻撃を見せるコーテだが、バークマンが体を入れ替え左ヒザをボディに突き上げる。時折りオーソに構えるバークマン、サウスポーに戻ったところで右フックを受けて動きが止まる。最後の一発でコーテがラウンドを確実にした。

2R、引き続きパンチで攻勢を掛けるコーテの右ショートフックがヒットする。ケージにバークマンを押し込んだコーテは、試合がオクタゴン中央に戻ると右ミドルを2発入れる。右フックを振るって飛び込んで、そのまま足払いのようにコーテを転がしたバークマンがテイクダウンを奪う。抑えることはできず、コーテはスタンドに戻って余裕を持って離れる。残り40秒、シングルから尻餅を着かせてコーテは、ここに拘らず間合いを取り直した。

最終回、コーテの右フックを受けたバークマンが右アッパーから右フック。そのまま左右のフックを豪快に振るい、コーテも呼応。間合いを取り直すと、両者がタッチグローブから笑顔を見せる。遠い距離からアッパーを見せ、そのままオーバーハンドに移行したバークマンのパンチがヒットする。しかし、続く展開でコーテの右を被弾したバークマンがダウン。鉄槌からエルボー、パウンドの連打を受けて立ち上がろうし、ヒザ立ちになったバークマンにそのままパンチを続けたコーテがTKO勝ちした。

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