【OFC08】べリンゴン、持ち前の強打でバンタム級GP決勝へ
【写真】目を見張る蹴りとパンチ、詰めのヒザとブーを圧倒したベリンゴン。フィリピン勢のポテンシャルの高さを改めて見せつけた(C)MMAPLANET
<バンタム級GP準決勝/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
Def.2R1分00秒 by レフェリーストップ
タン・ブー(豪州)
ジャブとインローで間合いを測るべリンゴン。ブーが前に出てくるとバックステップしながら左ミドル、そして右ローにつなげる。インローを蹴って、ブーが前に出てくると左フックを狙うべリンゴン。右ローでブーのバランスを崩し、すかさず右ハイキックを蹴る。ブーが組みついてくると、べリンゴンはブーの体を回すようにしてテイクダウンする。一度はブーに立ち上がられたが、べリンゴンはシングルを交えて再びテイクダウン。サイド、ハーフでトップキープする。レフェリーがブレイクを命じ、両者がスタンドに戻ったところでラウンド終了となった。
2R、下がりながらの左フック、インロー、左ミドルを繰り出すべリンゴン。右ハイキックを当てると、右ストレートから猛ラッシュ。棒立ちになるブーに連打を打ち込み、首相撲からヒザ蹴り。一瞬、距離が開くが、左のロングフックでなぎ倒す。その瞬間、レフェリーが試合をストップ。べリンゴンが存分にその打撃力を見せつけるKO勝利でGP決勝に駒を進めた。