【ONE30】「またチャンスをもらえた」=安藤、岡嵜&朴が上海で揃い踏み。
【写真】ONEの舞台では3人揃って仕切り直しの一戦を上海で迎えることとなった (C)MMAPLANET
3日(月・現地時間)にONEより9月1日(火・同)に中国は上海のメルセデスベンツ・アリーナで開催されるONE30「Dynasty of Champions 」に日本人3選手が出場することが発表された。
ONE世界ミドル級選手権試合=王者イゴール・シヴィリ×挑戦者ヴィタリー・ビグダッシュがメインの同大会に安藤晃司、岡嵜康悦、朴光哲の3名が出場し、それぞれロジャー・フエルタ、キム・デファン、メジャー・オーバーオールと対戦することとなった。
安藤は5月の青木真也との世界ライト級選手権試合、岡嵜は昨年12月のケビン・ベリンゴン戦、そして5月にパンクラスでフェザー級転向初戦を勝利している朴は昨年5月のエドゥアルド・フォラヤン戦以来のONE出場となる。
その朴と対戦するオーバーオールはシンガポールのジャグラナットFC所属の米国人ファイター。現地で組み技の指導を行い、ONEでは2勝1敗でサッカーボールキックを効果的に使いこなすグラップラーだ。岡嵜と戦うキム・デファンは昨年12月にビビアーノ・フェルナンデスの持つ世界バンタム級王座に挑戦し敗れているが、それ以前には岡嵜に勝ったベリンゴンから一本勝ちを収めている。ムエタイ流の鋭い打撃と極めの強さを併せ持つ韓国の実力者だ。
フエルタはかつてUFCで活躍していた時代には、MMAファイターとしてスポーツイラスレーテッド誌の表紙を飾った花形ファイターで、映画界にも進出。今ではタイのタイガー・ムエタイに所属しており、ONEでは1勝1敗で昨年8月以来1年振りの実戦の舞台となる。
5月の青木戦後は「オファーがなければ――」引退という選択肢もあった安藤は、今回のフエルタ戦に関して以下のように語っている。
安藤晃司
「フエルタ選手は北米メジャーで活躍し一時UFCではトップ集団で活躍していた選手。知名度も凄く高く、遣り甲斐のある相手です。今はタイにいると思うのですが、最近のトレーニング映像を見ても、強さ、実力は相当だと思います。またチャンスをもらえたので精一杯頑張ろうと思います!!」