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【Pancrase268】メインで上田将勝と対戦ルイス・ノゲイラ「特別な練習はしていない」

Cromado & Betao【写真】師匠のマーシオ・クロマドは6試合のMMAキャリア、全てが日本のプロ修斗で戦ったモノ。ルイス・ノゲイラは1分を挟んで現在5連勝中だ(C)MMAPLANET

2日(木)、東京都渋谷区の和術慧舟會HEARTSで5日(日)に江東区ディファ有明で開催されるPANCRASE 268の公開練習が行われ、ブラジル×日本の4×4対抗戦に出場するブラジル勢3名、ルイス・ベタオ・ノゲイラ、リルデシ・リマ・ディアス、シバゴ・フランシスコとライカと第一試合で対戦するズラブカ・ビタリーの4名が記者の質疑応答に臨んだ。

ここではメインでパンクラス初陣となる上田将勝と対戦するルイス・ベタオ・ノゲイラの受け答えを紹介したい。1999年に宇野薫をギロチンチョークで破るなど、日本でも活躍したマーシオ・クロマド率いるヘナヴァソン・ファイトチーム所属、Bellatorフェザー級トーナメントで準優勝の実績を持つキャリア19勝3敗1分の強豪は、非常に静かな口調で上田戦への自信のほどを語った。

──公開練習では低空のテイクダウンを見せていましたが、あれは上田将勝選手を意識してのものですか。

「そんなことはない。いつも通りの動きをしただけだよ」

──上田選手の印象を教えてください。

「とても強い選手だし、しっかりと準備もしているだろう。でも、折角の日本での試合だしスタンドでも寝技でも頑張りたいと思う」

──同じベラトールのバンタム級トーナメントに出場していましたが、上田選手のことで印象に残っていることはありますか。

「非常にテクニック・レベルの高い選手だと思った」

──そのトーナメントの準決勝で破った中村アイアン浩士選手と上田選手は、長い間トレーニング・パートナーでした。

【写真】2012年5月にノゲイラは中村アイアン浩士を3RTKOで下しており、豪快なスラムも見せていた(C)KEITH MILLS

【写真】2012年5月にノゲイラは中村アイアン浩士を3RTKOで下しており、豪快なスラムも見せていた(C)KEITH MILLS

「ナカムラはとてもハードな対戦相手で、厳しい試合だった。でも、ベスト尽くして彼に勝った。ナカムラ、ウエダ、2人とも尊敬しているよ」

──上田選手対策のような練習はしてきましたか。

「この試合のために特別なトレーニングはしてない。いつも通り、ハードな練習をしてきただけだ。ボクシング、ムエタイ、打撃を駆使して戦いたい」

──師匠のマーシオ・クロマドさんは15年以上前から日本で戦っていました。日本で戦うことに関して、何かアドバイスはありましたか。

「アドバイスというか、ずっとクロマドからは日本が如何に素晴らしい場所だったかということを聞かされてきたよ。そして、必ず勝つという約束をしたんだ」

──パンクラスでの目標を教えてください。

「日本で戦うことはずっと前から夢だった。僕だけでなく、誰もが思っている。昔からサムライ・ムービーを見てきた世代にとって、日本で戦うことは本当に夢なんだ。今回、夢が実現した。当然、パンクラスのチャンピオンを目指しているよ」

■PANCRASE268対戦カード

<ライト級/3分3R>
TAG(日本)
石原裕基(日本)

<フェザー級/3分3R>
ベン・ブッカン(英国)
河村泰博(日本)

<バンタム級/3分3R>
小宮稔大(日本)
高野敦大(日本)

<バンタム級/3分3R>
統好(日本)
瀧澤謙太(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
宮城友一(日本)
中村龍之(日本)

<バンタム級/5分3R>
上田将勝(日本)
ルイス・ノゲイラ(ブラジル)

<スーパーフライ級/5分3R>
獅庵(日本)
リルデシ・リマ・ディアス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
一慶(日本)
ジバゴ・フランシス(ブラジル)

<ライトフライ級/5分3R>
北方大地(日本)
レイミソン・ブルーノ(ブラジル)

<無差別級/3分3R>
伊藤崇文(日本)
福島秀和(日本)

<スーパーフライ級/5分3R>
安永有希(日本)
山本あつし(日本)

<フェザー級/3分3R>
中村晃司(日本)
宮路智之(日本)

<バンタム級/3分3R>
合島大樹(日本)
小野浩(日本)

<女子スーパーフライ級/3分3R>
ライカ(日本)
ズラブカ・ビタリー(イタリア)

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