【UFC157】TUF覇者キエーザのRNCで、優勢クイヴァネン参った
<ライト級/5分3R>
マイケル・キエーザ(米国)
Def.2R2分29秒by リアネイキドチョーク
アントン・クイヴァネン(フィンランド)
TUFシーズン15ウィナーのキエーザに大きな声援が集まる。サウスポーのキエーザが右ジャブを伸ばす。クイヴァネンも右を伸ばして前に出て、前蹴りでキエーザを突き放そうとする。間合いの取り合いが続く中、キエーザが前に出るがパンチはクリーンヒットしない。そのキエーザは左ハイを繰り出した際にバランスを崩すも、すぐに立ち上がる。
キエーザは左ミドルを放つも、互いにクリーンヒットがないままクイヴァネンが組みついてドライブ。押し返したキエーザが逆にクイヴァネンをケージに押し込んでヒザをボディに突き上げる。ケージ際の攻防からケージ中央に戻ると、左回りのキエーザに対し距離を詰めたクイヴァネンがワンツーから前に出る。さらにスーパーマンパンチから前に出たクイヴァネンは、飛びヒザに組みつかれて、一瞬下になるもスイッチからトップをとり、スタンドの攻防に戻す。ここでクイヴァネンの積極性が目立った初回が終了した。
2R、前蹴りからミドルで前に出るキエーザ、逆にパンチを打ち込んできたクイヴァネンにカウンターでシングルレッグへ。ドライブからダブルに持ち替え、再びシングルに戻したキエーザだが、テイクダウンを奪えず逆にケージに押し込まれてしまう。
四つ組みでヒザを見せ、さらにアウトサイドトリップからバックに回ったキエーザは、このまま首に腕を回してグラウンドでバックマウントへ。倒れながらリアネイキドチョークの態勢に入ると、腕を組み返し完全にセットアップ。目を見開いたクイヴァネンはここで観念しタップ、キエーザが一本勝ちした。