【OFC07】タイナネスにフォラヤンに続き、コロッサ破る
<ライト級/5分3R>
ローウェン・タイナネス(米国)
Def.3R4分37秒by リアネイキドチョーク
ヴィシール・コロッサ(南アフリカ)
RFCライト級王座決定トーナメント準決勝にナム・ウィチョルに敗れたもののMMAファイターとして成長を見せつけたコロッサが、昨年12月にURCCでエドゥアルド・フォラヤンを破ったタイナネスと対戦。左ジャブを伸ばすコロッサ。タイナネスは即ダブルレッグダイブでテイクダウンを奪うも、コロッサもすぐに立ち上がる。
強烈な左ローを蹴り込んだコロッサはシングルレッグでテイクダウンを許すと、蹴り上げを見せる。鋭いパウンドを落したタイナネスは、ハーフで抑え込む。ボディと顔面にパウンドを落すタイナネスを押し退けようとするコロッサは、左ワキを差すが立ち上がることができない。
タイナネスはパスからバックに回ると、リアネイキドチョークへ。左手首を掴んで防いだコロッサに対し、タイナネスは肩固めへ移行。コロッサはこれをしのぎ、マウント狙いを返すとパウンドを落して立ち上がる。ここで初回が終了した、
2R、右を打ち込んだタイナネスの顔面に、コロッサの前蹴りがヒットする。続く右ストレートにダブルレッグを合せたタイナネスは、豪快にテイクダウンに成功する。しかし、コロッサのガードからエルボーで流血に追い込まれたタイナネスにドクターチェックが入る。右目の下、左側頭部をカットしたタイナネス、試合は続行されローを受ける。ヒザを受けながらも組みついたタイナネスだったが、2発目のヒザをボディに受け、自ら距離を取る。ローから右を打ち込んだコロッサ。左ローからテイクダウンできたタイナネスにヒザを入れ、さらにローにつなげる。
踏み込みが弱くなったタイナネスの左足にローを入れ、左ストレートからフライングニー、さらにローとコロッサの攻勢が続く。コロッサはワンツーからロー、ヒザを入れるとついにダイナネスが構えをスイッチする。ボディ、ロー、左ジャブから左フック、右エルボーを入れたコロッサ。タイナネスも左を振るいながら前に出るが、再びローの餌食に。
残り30秒、ローから左ボディストレート、左ローからテイクダウンを狙ったコロッサだが、これはいなされ下になったところでタイムアップに。3R、開始早々にダブルレッグを決めたタイナネス。そのまま頭を跨いでアームロックを狙うが、立ち上がったコロッサがボディにヒザを突き上げる。大きくワキを差し上げて、タイナネスが再びテイクダウンを奪う。ハーフで抑えてコロッサを立たせない。
2分30秒が過ぎ、背中をケージにつけたコロッサだが、腰をコントロールされ再び背中をマットにつける。タイナネスが立ち上がると、その顔面を蹴り上げたコロッサは、ケージを掴んで立ち上がろうとしてレフェリーに制される。サイドを取ったタイナネスは、ケージを蹴ってトップを奪いに掛かったコロッサのバックに回り、両足をフック。残り1分でリアネイキドチョークの形に入る。粘るコロッサだが、ついにタップしタイナネスが激戦を制した。