【OFC07】マレーシア王座決定T、2試合目はイヤウが三角極める
<マレーシア・フェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
メルビン・イヤウ(マレーシア)
Def.1R3分29秒by三角絞め
レイモンド・チュウ(マレーシア)
マレーシア国内王座が掛かったトーナメント準決勝2試合目は、同国の散打王者チュウと南マレーシア・ムエタイ王者イヤウの対戦となった。
サウスポーからスイッチを繰りかえすイヤウに、チュウがローを蹴っていく。遠い距離をキープした両者、チュウが前蹴りを放ち、それをキャッチしようとしたイヤウに組みついて、大きく投げ捨てる。クローズドガードから細かいヒザを連打するイヤウは、ラバーガードからハイガード、三角絞めを狙う。
イヤウのガードが低くなると同時にチュウが立ち上がる。スイッチを繰り返すイヤウに、右ストレートをチュウが打ち込み組みつく。しかし、イヤウが逆にトップを奪い細かいパンチ、右エルボーを落す。足を払って、サッカーボールキックを狙ったイヤウ、その後も足首を掴んで蹴りを放つ。
グラウンドに来いと誘うチュウ、イヤウは胸をつけるが立ち上がって、ヒザ蹴りにつなげる。最後はテイクダウンからイヤウがトップをキープし初回が終了した。2R、慎重な立ち上がりの両者。足を使うイヤウに、チュウが右ハイから、左サイドキックを見せる。イヤウがローをヒットさせ、ジリジリと距離を詰める。勢いのある右ハイをブロックの上から放つチュウ。イヤウも左ハイを返していく。距離が遠い、この試合もイエローが提示される。再開後、チュウもスイッチを駆使し、右ハイへ。距離を詰められると、逆にダブルレッグで組みついてテイクダウンに成功する。
イヤウはガードに戻し、パンチを受けながらも三角絞めへ。チュウが両手でパンチを落すも、直後にタップ。イヤウがマレーシア・フェザー級王座決定トーナメント決勝進出を決めた。