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【Bellator】ブルックス、チルローニをフルマークの判定で破る

<ライト級T準々決勝/5分3R>
ウィル・ブルックス(米国)
Def.3-0:30-27. 30-27. 30-27
ヒカルド・チルローニ(ブラジル)

左ハイを見せるブルックス、やや動きが硬いか。ローからヒザを蹴り込み、徐々に勢いを増していく。左ローから右ストレートを放つブルックスに対し、チルローニは左フックから振り、シングルレッグへ。一度は切ったブルックスだが、反対側のケージに押され尻餅をつく。立ち上がって胸を合せたブルックスは逆にダブルレッグでテイクダウンを奪う。

重いパウンドを落すブルックス。ケージに頭を固定され左のパウンドを連打されたチルローニだが、2度に渡り三角絞めを見せる。三角を凌いだブルックスが、引き続き重いパンチを落す。ブルックスはそのままトップをキープして初回を戦い終えた。

2R、左ストレートから左フックを放ったブルックス。チルローニの左を見切って、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。テイクダウンの攻防が続き、スタミナをロスしたのかチルローニがバランスを崩す。飛び込んだブルックスをギロチンで迎え撃ったチルローニだが、首を引抜いたブルックスは引き続きパウンドを落す。チルローニのヒザ十字狙いを逃れたブルックス、続く立ち技の攻防でヒザを急所に受けてしまう。

再開後、ボディロックからテイクダウンを狙ったチルローニが、スクランブルの攻防を終えたときにラウンドも終了となった。最終回、左ジャブを伸ばし、足を使うブルックスはケージ際を移動しながら、一気に距離を詰めてダブルレッグを決める。左ワキを差して、しっかりと抑え込むブルックス。チルローニはハーフで耐えるも、細かいパンチを受け続ける。立ち上がって足を捌こうとしたブルックス、その隙にチルローニが立ち上がる。

シングルレッグから、上体を押されて倒れたチルローニは三角絞めを防がれると、万事休す。そのままガードを強いられ試合終了を迎えた。結果、ジャッジの裁定は3者とも30-27のフルマークでブルックスが準決勝進出を決めた。

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