【UFC FOX06】公開計量終了、見納め?ランペイジに大きな歓声
【写真】千両役者ランペイジ・ジャクソンの囁きで、グローバー・テイシェイラがエキサイト。会場人気はシカゴ勢と並んで一番だった(C) MMAPLANET
25日(金・現地時間)、26日(土・同)にイリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで開催されるUFC on FOX「Johnson vs Dodson」の公開計量が、歴史的建造物のシカゴ・シアターで行われた。
地元のクレイ・グイダと対戦する日沖発には、少なからずブーイングが送られる。と、ニヤリと笑顔を浮かべた日沖は、1ポンドオーバー規定ちょうどでクリア。+1ポンドの上体でしっかりと着込んで計量会場へ移動するだけで、しっかりと体重を合せてきた。一方、ソックスとショーツを履いて147ポンドだったグイダは、それらを脱ぐと146ポンドジャストになるという心憎い演出を行ない、ファンの大きな歓声を集めた。
ステージ上で睨みあった際も、笑みをこぼしそうになった日沖は何とか耐えきったもの、健闘を称えあってハグをした瞬間に大きく口を広げて笑顔を見せていた。
メインの世界フライ級選手権試合に出場するデメトリウス・ジョンソンとジョン・ドッドソンを抑え、会場人気一番だったのが、これがUFC最終戦になりそうなランペイジ・ジャクソン。計量台では雄叫びポーズは取らず、大きな歓声を上げる観客を満足げに見渡していた。その後はグローバー・テイシェイラと対面すると、何やら話しかけグローバーがエキサイトしていく場面も。千両役者振りをランペイジが発揮した公開計量だった。
■UFC on FOX「Johnson vs. Dodson」 計量結果
<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]デメトリウス・ジョンソン: 125ポンド(56.7キロ)
[挑戦者]ジョン・ドッドソン:124ポンド(56.25キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン:204ポンド(92.53キロ)
グローバー・テイシェイラ:206ポンド (93.44キロ)
<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス:155ポンド(70.31キロ)
ドナルド・セラーニ:155ポンド(70.31キロ)
<フェザー級/5分3R>
エリック・コク:145ポンド(65.77キロ)
リカルド・ラマス:145ポンド(65.77キロ)
<ライト級/5分3R>
TJ・グラント:155ポンド(70.31キロ)
マット・ワイマン:156ポンド(70.76キロ)
<フェザー級/5分3R>
クレイ・グイダ:146ポンド(66.22キロ)
日沖発:146ポンド(66.22キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マイク・スタンプ:170ポンド(77.11キロ)
パスカル・クラウス:171ポンド(77.56キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ライアン・ベイダー:205ポンド(92.99キロ)
ウラジミール・マティシェンコ:205ポンド(92.99キロ)
<ヘビー級/5分3R>
マイク・ルソー:256ポンド(116.1キロ)
ショーン・ジョーダン:251ポンド(113.9キロ)
<ミドル級/5分3R>
ハファエル・ナタウ:185ポンド(83.91キロ)
ショーン・スペンサー:186ポンド(84.37キロ)
<ウェルター級/5分3R>
シメオン・ソーレンセン:171ポンド(77.56キロ)
デビッド・ミッチェル(米国):171ポンド(77.56キロ)