【Bellator】大本命キング・モー、ついにベラトール初陣へ
【写真】Spikeに猛プッシュされているキング・モー。その期待に応えることができるか(C)GONGKAKUTOGI
24日(木・現地時間)、オクラホマ州タッカービルのウィンスター・カジノで開催されるBellator(86)。17日大会で3試合が消化されているシーズン8ライトヘビー級トーナメント、準々決勝最後の1試合にキング・モーが出場する。
戦極からM-1を経てストライクフォースでメジャー・デビューを果たしたモーは、ゲガール・ムサシを破り世界ライトヘビー級王者となったが、ハファエル・フェイジャオンに敗れ陥落。その後はホジャー・グレイシーにMMA初黒星を与えトップの実力を維持していることを証明していた。しかし、昨年1月に新鋭ロレンツ・ラーキンをKOしたものの薬物検査でポジティブの反応が出て、1年間の試合出場停止を命じられる。
モーはSpikeで中継の始まるベラトールと契約、同局で中継されているプロレス=TNAインパクト・レスリングと二足のわらじを履くモーは、既に10月にTNAの番組で顔見せを済ませている。先週のライブ中継の直後のドキュメンタリー番組「Bellator 360」でも特集されており、トーナメント出場メンバーで最もプッシュされているといっても過言でない。
対戦相手のブジェミスワフ・ミシアラは、キャリア16勝7敗のポーランド人ファイター。最新の試合でGloryのジェイソン・ジョーンズにTKO負けを喫しており、その試合内容もテイクダウンからマウントを奪われるなど、力不足は否めない。ミハイル・ザイーツ、ジェイコブ・ノイー、エマニュエル・ニュートンに続き、モーがトーナメント準決勝に進出する確率は非常に高いといえる。
また、同大会ではウェルター級トーナメントも開始し、4試合の準々決勝が行われる。ドゥグラス・リマ、ベン・サンダースというシーズン5の決勝戦で戦った両者(結果はリマの勝利)を中心に進むか。32勝8敗というキャリアを持つブラジルのジョゼ・ゴミスが大穴たるファイターかどうか、初戦で実力が露わとなる。
■Belltor MMA SpikeTV対戦カード
<ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ベン・アスクレン(米国)
[挑戦者]カール・アモゾー(フランス)
<ライトヘビー級T準々決勝/5分3R>
キング・モー(米国)
ブシェミスワフ・ミシアラ(ポーランド)
<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
ドゥグラス・リマ(ブラジル)
ミハイル・サレフ(ロシア)
<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
コッフィー・アジツオ(米国)
ベン・サンダース(米国)
<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
マリウス・ザロムスキー(リトアニア)
ブレント・ウィードマン(米国)
■主なBFC プレリミ&ポストTVファイツ対戦カード
<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
ポール・アマヤ(米国)
ジョゼ・ゴミス(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
マット・ジョーンズ(米国)
コーテツ・コールマン(米国)
<バンタム級/5分3R>
クリス・ファン(米国)
ジェイソン・サンプソン(米国)