【UFC186】キック&レスリング、最後はRNCでオバメルシエがミショーからタップ奪う
<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシエ(カナダ)
Def.3R3分24秒by RNC
デビッド・ミショー(米国)
オバメルシエが左ハイ、さらに飛び込んで右から左ストレートを伸ばす。ミショーの右フックにテイクダウンを合わせたオバメルシエは、バックコントロールからパンチを入れる。前方に崩しつつ、バックマウント、足払い、アンクルピックと積極的に仕掛けるオバメルシエが、後方からパンチを連打する。オリヴィエ・コールのなか、守り一辺倒のミショーは、ついに寝技に持ちこまれバックマウントを許す。パンチからRNCを狙うオバメルシエは、自ら背中をマットにつけ最後はパンチでラウンドを締めくくった。
2R、右フックを入れたミショー。オバメルシエは踏み込んだ右アッパー、さらに左ハイから左ミドルを決める。続くダブルレッグを切ったミショーだが、前進に右服を合わされる。オバメルシエは左ミドルを多用し、スーパーマンパンチ。ワンツーから3発目を入れ、左ストレートで前に出るが、ここでミショーの右がカウンターで入りヒザをつく。すぐに立ち上がったオバメルシエは、左ハイで逆襲に。続くミドルで崩れたミショーのバックを取り、連打を入れる。
初回同様、バックコントロールで試合は支配しようとしたオバメルシエだが、ミショーが胸を合わせる。両者が距離を取り直し、ミショーの右ショートがヒット。オバメルシエも左ミドルを返し、ダウンを奪いあった2Rが終わった。
3R、フックでラッシュを掛けたミショー、オバメルシエが組み付いてバックへ。これまでよりも比較的イージーにバックマウントから寝技に持ち込む。逆転の芽がなくなったと気持ちが切れたのか、初回のように粘ることなくRNCの態勢に入られたミショーは、力なくタップした。