【ONE26】中国のヤーが、インドネシアのツーをマウントパンチで倒す
<フェザー級/5分3R>
ヤー・ウェイワン(中国)
Def.3R1分21秒by TKO
ツー・ノット(インドネシア)
散打ベース、タイのレガシージムでムエタイやMMAを学ぶヤー・ウェイワンに対し、ツーがパンチを見せて前に出る。距離を取るヤー・ウェイワンは、右ローを受けて左を伸ばすが距離が遠い。慎重な立ち上がりのなか、レフェリーのアクションの声が飛ぶ。ツーは再び右を入れると、左に右フックを合わせる。ヤー・ウェイワンの左ローをキャッチして倒したツーだが、すぐに立ち上がったヤー・ウェイワンが逆にダブルレッグでテイクダウンを奪う。
ツーはクローズドガードを取り、ハイガードから頭を引き寄せる。三角狙いのツーをスラムし、ヤー・ウェイワンがパウンドを落とす。ツーが蹴り上げを見せるとヤー・ウェイワンは自らガードのなかへ。残り70秒、ブレイクが掛かり試合はスタンドへ戻る。ツーがサウスポーの構えを変え、右ジャブでダウンを奪う。左ハイから直後にバランスを崩したツーは、ディープハーフガードでパンチを受けながら、起き上がったところで初回が終了した。
2Rは最初から左で構えるツーは、ワンツーから前へ。ヤー・ウェイワンは組みに行くが、クリンチにも持ち込めない。打撃から組みしか狙っていないようなヤー・ウェイワンだが、テイクダウン狙いが遠い。打撃の圧がないヤー・ウェイワンが足を使うと、レフェリーが注意を両者に与える。ヤー・ウェイワンは左を伸ばしステップバックしたところに右フックを受けて、ここでも腰から崩れる。起き上がってシングルレッグでテイクダウンを奪ったヤー・ウェイワン、ツーはハーフからキムラを狙う。ヒジを抜いて鉄槌を落としたヤー・ウェイワンが左のパンチを落とす。続いてパスガードからマウントに移行したヤー・ウェイワンは、体を起こしてパンチの連打もタイムアップとなった。
最終回、ヤー・ウェイワンはシングルレッグでテイクダウン、パスから簡単にマウントへ移行する。残り4分、軽い打ち方だが連打を入れたヤー・ウェイワン、レフェリーが試合を止めTKO勝ちが決まった。