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【UFC94】ジョーンズ、“TUF1人気者”ボナーに快勝

2ffa1666■第8試合ライトヘビー級/5分3R
ジョン・ジョーンズ(米国)
Def.3R終了/判定
ステファン・ボナー(米国)

【写真】後ろ回り蹴り、ヒザ蹴りと多彩な足技でTUF1人気者ボナーを下したジョーンズ (C) ZUFFA

後ろ回り蹴りを連発して放ったジョーンズは、テイクダウンを仕掛け、逃げようとしたボナーにヒザ蹴りを見舞っていく。そのままテイクダウンを奪うと、立ち上がったボナーを首相撲の要領で投げ飛ばす。スタンドの攻防に戻り、豪快なバックスロー、さらにはボナーの蹴り足を掴みスピニングエルボーをヒットし、ダウンを奪うなど、ジョーンズが素晴らしい動きを披露する。額をカットし流血に見舞われたボナーは、最後まで良いところなく初回を終えた。


2R、スピニングキックを放ち、バックを奪ったジョーンズ。反撃の糸口が見つからないボナーは、左ミドルを放つが、組みつかれテイクダウンを許してしまう。スタンドと比較すると、未成熟なように感じるジョーンズの寝技だが、ハーフからエルボーを落としてボナーを追い込んでいく。

ボナーのリバーサル狙いに合わせ、スタンドに戻ったジョーンズは、右ミドルをヒットさせるも、やや疲れを見せる。ここで組みついたボナーだが、明確な反撃を見せないまま、ジョーンズにカンヌキ・スープレックスで投げ捨てられた。

印象的な動きを見せていたジョーンズだが、最終ラウンドになるとスタミナをロスしたのか、動きが単調になる。それでも、強烈なヒザ蹴りをボナーに見舞うなど、攻勢なまま試合を進める。

ボナーのタックルを切り返し、テイクダウンを奪うとインサイドからパンチを落とす。ここでボーナーが起死回生の三角絞めを狙ったが、ジョーンズは胸を反りエスケープに成功する。立ち上がってケージにボナーを押し込んだジョーンズは、再び組みつかれてケージに押し込まれる。

ジョーンズが狙った首相撲からのヒザは不発に終わったが、試合終了まで危ないシーンは一度もないまま、TUFシーズン1で人気者の地位を獲得したボナーを判定3-0で破った。

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