【Invicta FC12】計量失敗=ヴェネッサ・ポルト戦控えたロクサン 「『倒してやる』と思いました」
【写真】NARUTO-ナルトのコスチュームで計量に登場したロクサン・モダフェリ。ハッピーウォリアーは笑顔を浮かべていたが……(C)INVICTA FC
24日(金・同)にミズーリ州カンザスシティのミュニシパル・オーデトリアムで開催されるInvicta FC12「Kankaan@aa vs Souza」に出場するロクサン・モダフェリ。
この試合で勝てばインヴィクタ3連勝、大舞台復帰も見えてくるロクサンが、対戦相手のヴェネッサ・ポルトが3.6ポンド・オーバーだった計量後の心境を日本で綴り、メールで送ってくれたので紹介した。
──計量が終わりました。今の体調はいかがですか。
「調子はばっちりです! うまく塩と水分カットして、パスしてからちゃんと食べて、調子はいいです」
──対戦相手ヴァネッサ・ポルト選手とステアダウンし、どのような印象を得ましたか。
「ステアダウンの時は、彼女は計量失敗したばかりなので、最初は私は驚いてそれしか考えられなかったです。彼女は私よりも背が低く、彼女を見て『倒してやる』と思いました」
──フィジカル的にはポルトの方が上、ロクサンは常に相手の方がフィジカルが強いように思われていますが、その辺りはどのように感じていますか。
「確かに私はフィジカルはそれほど強くないですが、自分が勝つためには十分なフィジカルを持っています!!」
──過去のポルト選手の試合内容を見て、どのような選手だと思いますか。
「彼女は前に進んで打撃を思いきり打つのが好きな選手ですね」
──UFCをリリースされてから、過去2試合、本当に打撃の精度が上がっています。前回の試合から、打撃を含め、どのような点が強化されましたか。
「コーチのジョン・ウッドさんと毎週、何回も打撃のプライベートレッスンをやってきました。そしてグレコローマンレスリングも上達したと思います」
──この試合に勝てば、3連勝。念願のUFC復帰が見えてきます。逆にそのことを意識し過ぎるのは良くないかと思いますが、この一戦に賭ける意気込みを教えてください。
「そうですね、ポルト選手の試合の後のことを考えたくないですか、ただ、UFCは今のところ125ポンド、女子フライ級が制定されていないので、このままでは戻れないですね」
──UFCに戻ることができると、日本で再びロクサンの試合──、大きくなったロクサンの試合を見ることができる可能性が広がってくるのですか。
「日本で試合ができれば良いな、と思います。でも、それを言ってしまうと、インヴィクタに失礼なので(笑)。でも、やっぱり日本が恋しい。少しでも良いから、あの頃に戻りたいと思います」
──では、最後に日本の63ファンにメッセージをお願いします。
「私が日本を出ても、まだ私をフォローしてくれる方々ありがとうございます! 応援ありがとうございます!」
■ Invicta FC12 計量結果
<Invicta女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] カティア・カンカーンパ:114.6ポンド(51.98キロ)
[挑戦者] リヴィア・ヘナタ・ソウザ:113.9ポンド(51.67キロ)
<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ:125.7ポンド(57.02キロ)
ヴェネッサ・ポルト:128.6ポンド(58.33キロ)
<女子フェザー級/5分3R>
アマンダ・ベル:146ポンド(66.23キロ)
フェイス・ヴァン・ドゥイン:145.6ポンド(66.04キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
エジアネ・ゴメス:134.8ポンド(61.15キロ)
ラケル・パアルイ:136.1ポンド(61.73キロ)
<女子フェザー級/5分3R>
ペギー・モーガン:145.7ポンド(66.09キロ)
ラトーヤ・ウォーカー:146.6ポンド(66.50キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
レイシー・シャクマン:114.8ポンド(52.07キロ)
ジェニー・リオウ・シュライバー:118.2ポンド(53.62キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ディレニー・オーウェン:114ポンド(51.71キロ)
シャロン・ジェイコブセン:115.6ポンド(52.44キロ)
<女子フライ級/5分3R>
シャノン・シン:125.3ポンド(56.84キロ)
マウリーン・リオドン:125.5ポンド(56.93キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
ジナ・べグリー:135.5ポンド(61.46キロ)
シジャラ・ユーバンクス:135ポンド(61.24キロ)