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【RFA06】トビー・イマダ、クラウスの左ジャブを突き破れず

2013.01.19

<ライト級/5分3R>
ジェイムス・クラウス(米国)
Def.3-0:30-27, 30-27, 30-27
トビー・イマダ(米国)

右を伸ばしたクラウス、トビーがすぐに右を返す。バランスを崩したクラウスは、テイクダウンからスクランブルの攻防に入り、ギロチンへ。トビーがすぐに首を引抜き、がぶってから打撃の距離に戻る。左ジャブから右を伸ばすクラウス、トビーは踏み込んで右フックを思い切り振るう。オーバーフックに左ストレートを合せようとするクラウスは、時折りスイッチを見せる。

左のフェイントから右ストレートを伸ばしたクラウス。トビーの大きなフックを見切って組みつくも、自ら距離を取る。左ジャブを引き続き伸ばすクラウスは、アッパーから右フックと攻勢に出る。トビーはケージに詰まりがちになり、左ジャブを被弾し体がのけ反る。ヘッドスリップを見せるトビー、肩を入れた構えをとるも右ハイを受けそうになる。その蹴り足を掴んで、トビーがテイクダウンシングルを狙ったところで初回が終了した。

2R、軽快に左ジャブを伸ばすクラウス、トビーが大きな右を見せるのも初回と同じだ。左ロー、左ジャブをダブルで放つクラウスに対し、トビーは大きく頭を振って距離を詰めようとするも、逆にミドルを受けてしまう。距離を取りなおしたいトビーだが、右アッパーからヒダイフックも届かない。クラウスは右ストレートを伸ばし、プレッシャーを与え続ける。

左ジャブの結界を崩せないトビーは、攻め手が見つからないままスイッチを見せる。それでも展開を打開できず、結局は大きな右を振るうことになる。試合はクラウスのペースのまま、最終ラウンドを迎える。

3R、頭を振って前に出てきたトビーをクラウスの左、そしてスイッチして放たれる右ジャブが突き放す。組みつこうとしたトビーに対し、距離を取ったクラウスは右ハイでその上半身を起こさせる。左ジャブから左フック、さらに左ジャブを繰り出したクラウスに、トビーはシングルレッグからテイクダウンを奪う。左手をマットにつけて、ヒザ蹴りを顔面に受けないように起き上がったコクランが、距離をとって再びジャブの連打へ。コクランは左ジャブから右ボディストレートと攻撃を散らす。

トビーは距離を詰められないまま、試合時間だけが進んでいく。必死の形相で組みつきにいくトビーに、ヒザを入れて試合終了の時を迎えたクラウス。間合いをコントロールし、ジャブ殺法でトビーを寄せつけなかったクラウスがフルマークの判定勝ち、リベンジを果たした。

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