【Awards】2012年下半期ベストKOはリョートの突き&ウェイドマンの肘
【写真】曲がる、下がるというステップワークでないリョートの間合いに、パワー系シュートボックスのベイダーが捉えられた。
2012年下半期MMAPLANET Awards、第25弾は昨年7月から12月までMMAPLANETがレポートしてきた46イベント=全321試合から選ばれたベストKO第1位=2試合の発表となります。
Photo by GONGKAKUTOGI
<ベストKO第1位>
8月4日@UFC FOX04
<ライトヘビー級/5分×3R>
リョート・マチダ×ライアン・ベイダー
ショーグン×ベラと試合内容を比較され挑戦権を争うこととなった過酷な一戦。ベイダーの右を警戒していたリョートは、巧みな間合いと角度を駆使。さらに前足と前の手が同じという変則的な構えを見せたリョートは、前に出てきたベイダーを右上段突き一発で仕留めた。
<ベストKO同率1位>
7月11日@UFC Fuel04
<ミドル級/5分×3R>
クリス・ウェイドマン×マーク・ムニョス
打撃の間合いからテイクダウンを奪いポジション、パウンドとフロント系チョーク、腕への関節と攻め続ける。寝技を凌ぐ展開が続いたムニョスが、スタンドに戻り右フックを狙ったところで、右エルボー一閃。締めのパウンドは必要ないほどの一撃だった。