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【UFN60】ストラッサー起一、マグニーのRNCで3Rタップアウト!!

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー(米国)
Def.3R1分22秒by RNC
ストラッサー起一(日本)

オクタゴン4連勝を掛けて、ストラッサーが地元のマグニーと対戦する。両手を合わせてケージに入ったストラッサー。マグニーへの声援はさすがに大きい。左ジャブを伸ばすマグニーに対し、ストラッサーが右を見せる。さらに左ローを入れたストラッサーは、ステップを踏んで右ストレート、右ローと手を出していく。マグニーは右を伸ばして組み付いてくる。ケージにマグニーを押し込んだストラッサーだが、この組み合いのなかで急所にヒザを受けてしまう。再開後、頭を振って前に出るストラッサーにマグニーの右が当たりそうになる。前に出るマグニーはここでワンツーを打ち込み、首相撲からヒザを突き上げる。

組みついたストラッサーがシングルから足を掛けていくも、マグニーがケージを背にして耐える。残り2分30秒、胸を合わせたストラッサーだが逆にケージに押し込まれる。ヒザをボディに突き刺すマグニーは右腕を差して、左ヒザを2発ボディに続ける。肩パンチから離れて左フック、前蹴りを繰り出すマグニー。ストラッサーの左目の周囲が少し腫れ上がっている。再び組んだマグニーは、テイクダウ狙いからヒザをボディに。初回はマグニーのラウンドとなった。

2R、初回の戦いを経て、どのようなアジャストをストラッサーが加えてくるか。ストラッサーの右ローに右フックを合わせるマグニーは、左右のパンチからヒザを繰り出して組み付く。ケージ際から離れたストラッサーが右から左で前に出る。マグニーは首相撲からヒザ、左腕を差して組んだストラッサーが足を刈ってテイクダウンに成功する。ハーフから枕でプレッシャーを与えるストラッサーが、パスを狙う。ストラッサーがワキ差しパスを仕掛けるも、マグニーが足を戻してクローズドガードに。

三角狙いから蹴り上げ、立ち上がったマグニー。ストラッサーがすぐに組み付くが、首相撲からパンチの連打を被弾する。バランスを崩し、尻餅をついたマグニーだったが、ストラッサーがここを突くことができず、組まれて倒されてしまう。キムラ・クラッチでパスを耐えるストラッサー、マグニーはボディに逆の方の拳を連続で落とし、ヒジを太腿に入れる。クラッチが解けたストラッサーが立ち上がろうとすると、バックマウントを取ったマグニーがパウンドを連打。タイムアップまで粘ったストラッサーだが、いよいよ追い込まれ最終回を迎えることとなった。

最終回、左ジャブから右ストレート、簡単にテイクダウンを奪ったマグニーが即バックマウントへ。右手を掴むストラッサーは背中をここで伸ばされまいと懸命に耐えるが、パンチを連続で被弾する。腰を上げるストラッサーに対し、マグニーがRNCへ。右手をマットについたストラッサーが、観念したようにキャンバスを2度、3度と叩きタップの意思表示をした。

2R、ワキ差しパスを決めきれなかった時点から流れがマグニーに。ストラッサーはその流れに巻き込まれるように一本負けとなった。

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